自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

卒業生から驚きの年賀状

2007年01月04日 | 自由の森のこんなこと
 みなさん
 あけましておめでとうございます。
 自由の森学園は今日、仕事始めでした。


 新年のお楽しみはしばらく会っていない卒業生からの年賀状です。
初めて担任したクラスのT君(と言っても、もう30代後半の親父ですが)は、こんな驚くべき一言を書き込んでいました。


「PTA会長3年目です!」

 当時の彼はお調子者で、次々に起きるいろいろな事件に関わっていました。結局、自分の意志で4年かけて卒業したのですが、その彼がPTA会長とは驚きです。僕にとってはこんなにうれしいことはありません。


 自由の森学園の卒業生の中で教育関係に進む卒業生は多いのですが、彼は会社員。父親として子どもの学校に関わり、教育に参画しているのです。確かに世話好きな彼のことですから、頼りにされたのでしょう。

 僕の大学時代の恩師は、お子さんの小学校のPTA活動に長年関わり、その事を本にまとめました。『PTAで教育を考える』 彼は、子どもの教育について親と教師が対等に語りあうPTAづくりに取り組みます。実は僕も、子どもの保育園や学童のPTAには積極的に関わりました。残念ながら、小学校以降は会合が平日が多くてあまり参加できませんが、それでもなるべく機会があれば通うようにしています。


 親として市民が教育に関わること、今、大事だと思います。


 会長のT君の話を、今度、じっくり聞いて見たいと思います。


おにざわ
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