自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

とっておきの理科 校内バージョン その2

2017年02月04日 | 自由の森のこんなこと
土曜日の午後の時間を利用して、

とっておきの理科、校内バージョン の第2回目が行われました。


今回のテーマは、「 とける、とろける、なかよくなる 」。

とける とは何なのかを遊びながら考えてみようという企画です。


まずは、「とける」と「とろける」がどう違うのかから始まり、

自分の好きなものをとかしてみようという事で、生徒達が持って来たものが・・・


磁石です。




↑ 写真は、黒曜石をトーチバーナーで加熱しているところです。



残念ながらトーチガスバーナーではとろけなかったので、

七輪に炭を入れブロワーで30分ほど加熱。とろけるかな。






何と、磁石はとろけて七輪の底にくっついてしまいました。

その他の石も同様に、とろけたのもあれば割れたのもあったり。。。






とろける石ととろけない石の違いを知った後、

最後に生徒たちが目をつけたのがこれ!





「 ビスマス 」という金属です。

実は高校選択化学の授業で使っている教材でもあります。


ビスマスをとかしてある程度固まった後取り出してみると。。



じゃん!!





美しい結晶ができました。




今回のとっておきの理科では、生徒達の興味がどんどん膨らみ、

そして実験し、また興味が生まれるという、とても面白い時間が過ごせました。






「 今日できたビスマスと卒業アルバムの写真を撮る! 」と言う生徒がいたり、

「 理科ってこんなに楽しかったんだー 」という声を聞いたり。


こういう遊びが、理科を好きになるきっかけになってくれたらいいなと思いながら、

また私たち自身も楽しみながら、

今後も不定期的に、放課後の理科遊びを続けていきたいと思いますので、

参加したい方は是非次回お越しください!

次回は何と 仲良くなれる かな?

乞うご期待!!


理科教員 植木


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