自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

林業合宿から帰ってきました。

2016年10月15日 | 自由の森のこんなこと
昨日、林業合宿から帰ってきました。

最後の最後に渋滞につかまって、ぐったり。






おかげさまで、天候に恵まれてよい植樹日和になりました。







開館とともに、足尾銅山のビジターセンターに行き、

足尾銅山の歴史と、それら全体像を見に行きます。






そして、毎年お世話になっている、

「 NPO法人 足尾に緑を育てる会 」の方に、活動のことのお話しや植樹の方法を聞き、

そして、植樹の場所まで。





とてつもない斜面と、仮設の階段を何段も登って・・・



レクチャーを受けながら植樹。








昨晩の勉強会のときに作ったメッセージを、木にかけて完了。






みんなで記念撮影をしました。

こうみても、本当にすごい急峻な斜面ですよね。


と、秋晴れ。最高。




斜面を降りてくると、新たに植樹するための斜面を作っているところがありました。





新しそうな、横シマが見えるところです。

植物が生えないので、地面が流れないように段々畑のようにして、良い土をそこに敷いて

やっと植物が生えられる土地が出来上がります。


こうやって一度公害を起こしてしまうと、もとの姿のように戻るまで、

とんでもない労力が必要なんですね。

すでに100年以上が経過しています。







旧松木村。石碑だけ残っています。




新たな問題として、





ニホンジカの生息数の増加もありますね。

今年も、ごく普通に道すがら何頭も目撃しました。







写真は、戻りますが、わかりますか?

足元にたくさんのフン。


植林するところには、シカが侵入しないようにぐるっとネットで仕切っていますが、

それでも侵入してしまっています。

植えたそばから食べられちゃいますね。




植林を終え、





そこらの枝を集めて、






昨年作った、ロケットストーブの燃焼、実証試験。


 題して、

  「 ほんとうに、お昼ご飯が作れるのか? 」







ラーメン!!


を、のんび〜り作って、食べて。



いい時間でした。




昨晩は、勉強会の後、宿のベランダから隣の空き地をそっと観察。


とても立派なツノを持ったシカがてくてく。



夜はかなり寒かったけど、、

やっぱり、フィールドに出るのは、最高ですね。



てつひさ


足尾に緑を育てる会HP

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