自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

もくねん工房の見学

2015年01月16日 | 自由の森のこんなこと
昨日、高校の「 林業講座 」で、飯能市の中藤(なかとう)にある「 もくねん工房 」に見学に行ってきました。

正式には「 協同組合 西川地域木質資源活用センター 」と言います。



木質バイオマスを利用した、ペレット燃料を作っている工場です。

飯能市の名産、「 西川材 」のスギやヒノキを板や柱に加工した際に生じる樹皮を集めて燃料にしています。

本来、産業廃棄物になってしまう部分の有効利用とも言えます。

もくねん工房HP

飯能市 西川材について




木質ペレット燃料




このペレットが、自由の森の展示室のストーブと体育館の暖房のボイラーに使われています。


石油などの化石燃料と違い、燃やしても二酸化炭素を排出したことにならない、
「 カーボンニュートラル ※ 」 な燃料です。






工場内では、ペレット製造の工程を教えて頂きました。

接着剤とか、一切無しでこんなにペレット状に固まるんだそうです。

不思議。









そして、あまりの降雪で急いで帰りました。

道の上はかなり白くなっていましたよ。


今朝、名栗の山々を見ると、真っ白に雪化粧していました。


登校に影響が無くてよかったです。



てつひさ



※カーボンニュートラル:
バイオマスを燃焼すること等により放出される二酸化炭素は、生物の成長 過程で光合成により大気中から吸収した二酸化炭素 であることから、バイオマスは、人間のライフサイ クルの中では大気中の二酸化炭素を増加させない。 この特性を称して「カーボンニュートラル」という。   林野庁HP より

林野庁HP カーボンニュートラル

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