自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

学びとったことを発すること

2014年01月19日 | 自由の森のこんなこと
3月の「学習発表」に向けて、いろいろな動きが始まっています。高校の人たちの呼びかけも全校集会でありました。自分たちの経験してきたことから「こうしたい」という意思がつくられたり、その想いを聞いて反応したり。年度末の「学習発表」では、こうしたいというひとりひとりの想いがどんなふうに伝わって、どんな反応を引き起こすのか、いろいろ楽しみです。応援したいなぁ。

土曜日の数学の授業で、学んできたことを発表する会が開かれました。テーマ別に掘り下げて、チームが学んだことや考えたことなどを発します。多面体、数学マジック、射影された図形を手がかりにその立体の正体をつくってみたり。発想のやわらかさに感心したり、やってみての苦労などに思わず笑ってしまったり。質問する側からはいろいろの「わからない」が出されて、それが再び考える材料になっていきます。

発表自体のおもしろさもあったのだけれど、やりとりの中でこれからの授業づくりのヒントがたくさんあったりして、私自身もいろいろ考えさせられました。
なかの。

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