自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

第1回目の学校説明会

2009年10月17日 | 自由の森のこんなこと
 来年度受験希望、または、転編入希望をしている受験生や保護者の方に向けて、自由の森学園という学校の姿をお伝えするための学校説明会が行われました。

 世の中の教育観や自由の森のありようを語った高校校長の鬼沢さん、「理科」は英語で「Science」、「Science」とはもともと「知ること」という話から始まった理科の伊藤 (通称イトノリ)さん、自分の過ごしてきた「学校」の経験を語ってくれた高3生、卒業後の時間を、自分自身と向きあいながらていねいに語ってくれた卒業生、、、。私は会場に埋もれるように身を隠しながら、語り手の話を聞いていました。

 理科の授業の紹介では、冒頭、「15分から20分ぐらいかかります」と言った瞬間、さくっと「長いヨッ」ていう鬼沢ツッコミ。それでも授業は始まります。
「どうして鳥は翼を持つようになったか?」という問いや、問いに考えたり答えを発する参加された方たちの言葉に「おー、すげぇ」「おもしろいー」と思ったりすることも。

 なんで人間には足があって 魚には ないのか。
 なんで鳥には翼があるのか。

なかなかむずかしい問いでした。
そこに集まる人たちが、ある対象や問いについて「考える」という姿を目の当たりにすること。その光景は、とても心地よいのです。学校だなぁって。

学校説明会は、このあとも続きます。学校説明会のページ
なかの

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