9月22日、講堂で生徒有志28名による日本の芸能と中国舞踊公演を27演目にわたって披露してくれました。
7月20日から7月31日までの11泊12日を和歌山県、長野県、神奈川県、埼玉県と14公演を行ってきました。今回はこれらの公演を励まし、見守ってきてくれた方々への感謝の気持ちを込めた
「ただいま公演」
でした。
代表のY.Mさんは
「1人1人が公演をやっていて感じたこと。それは自分の演技についてだったり、お客さんの表情だったり、それぞれの公演でつくられる雰囲気だったり・・・・。本当に様々だったけれど、そこに感じたことをこれからも大切にしていきたいと思います。」
と述べていました。研究協力者の大田 尭さんは学問や文化というのは、もともと違ったものとしてある人と人とを深いところで結びつける必要と見合って成立していると述べています。人間同士が、魂がかよいあったり、自分の世界が広がるのを感じるのは真実な事物、普遍的な法則、美しいものと出会うことでしょう。
28名の生徒達は公演を重ねる度にお互いの繋がりを実感し、表現を重ね合わせ、観客の息づかいやまなざしを自分達の勇気にしていった様子が見てとれました。人類の文化的遺産をどのように吸収していくかによって人がどのような人になるかが決まっていくと教育学者の林 竹二さんは語っていました。
「ただいま公演」では、生徒達がお互いの深い所でしっかり結びつき、日本の舞踊や中国舞踊という文化の世界を共有して成長した姿を堪能させてくれました。お疲れさまでした。
しおちゃん