自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

3週間の教育実習終わる

2006年06月16日 | 自由の森のこんなこと
 今日で3週間の教育実習が終わります。


 何人かの研究授業をのぞきましたが、苦労しながらも何とかがんばっているようでした。
 今朝の打ち合わせで、実習生一人ひとりが簡単にあいさつをしました。

「嫌いな英語がちょっと楽しくなったと生徒から言われた。教員になる選択肢が大きくなった。」

「子どもたち一人ひとりに対するつき合い方が違うことの難しさを感じた。毎日課題が増えていく実感。」

「生徒として6年間、湯水のように消費していた授業一回一回にこんなに準備が必要だったのか・・・そんな贅沢  をしていたんだと気づいた。授業を作る楽しさ、教師のやりがいを感じた。」

「授業を成り立たせることと、楽しく描かせることのバランスが難しかった。」

「生徒があいさつしてくれる事で元気をもらった。人間としての視野が広がったと思う。」

「あっという間だった。高校時代には考えなかったこと、わからなかったことが見えた。」

 それぞれ大事なものをつかんで大学に戻っていきます。教員になろうという気持ちが大きくなったというのはうれしいことです。そうでなくても、教育という仕事、子どもとかかわるという仕事について理解がひろがっていくといいなと思います。また、実習生の姿を見て、自分もいつかはと思い始めた生徒もいるかもしれませんね。



おにざわ

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