自由の森日記

埼玉県飯能市にある自由の森学園の日常を校長をはじめ教員たちが紹介

この本は売れるかもしれない

2005年08月12日 | 自由の森のこんなこと
夏休み中の学校に卒業生の前野未悠(11期)が突然たずねてきました。本を作ったので僕に見せたいと思ってとのこと。お前さんが本を??
 僕は彼女は僕のクラスではありませんでしたが、当時、自由選択講座で「世界の学校研究所」という一風変わった講座に参加していた生徒でした。講座のメンバーとよくいろんな学校に見学に行ってました。
 さて、彼女の作ったという本のタイトルは『着物のいろは』。
 




小さいころから着物に興味を持ち、高校から着付けを習い、大学卒業は着物の買い付けや着付けをしていました。関西から彼女の選んだ着物を買いに来るお客もいるそうです。出版の企画はあるお客さんから突然持ち込まれたものだったといいます。かわいいイラストや彼女が選んだ着物の写真がたくさん載せてあって、ちょっと着付けの本という感じではありません。そういう入りやすさがいいのかもしれません。



 本人は、全く予期していない展開と言っていましたが、ずっと話を聞いていると、好きなことを大事に積み上げてきた結果なんじゃないかと思いました。写真を担当したカメラマンには次の仕事も確実と励まされているとか。ラッキーを自分でつかんだ感じでしょうか。聞いていてとてもすがすがしい時間でした。



 でも、自分で宣伝して歩かないといけないとのこと。発売は8月後半、当面大きな本屋でしか扱ってもらえないようです。僕も15冊預かりました。興味あったら読んでみてください。

 『着物のいろは』  わたしにもできる着かた・着まわし・揃えかた 技術評論社 1380円+税

おにざわ

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