先日、自然・環境・地球市民という選択講座に卒業生が授業をしに来てくれました。彼女は現在四年生で昨年1年間ドイツのコンスタンツ大学に留学して様々な国の学生達と同居し、その時の体験について語ってくれました。専門は社会言語学で言語による人間社会の違いと文化の違いと共通点を研究しているそうです。
彼女は国際化とは「それぞれの国との国際化であること」や国際理解とは「それぞれの国に住んでいる人との人間関係を理解すること」と定義していました。簡単にいうと言葉だけの国際化というのは空しくて結局は違う国に住み、違う文化をもっている人たちとどう共通理解をつくりだしていけるかが大切だというお話でした。
自由の森にいる皆さんに一言という質問には、自分の事だけを考えていてはだめで、迷惑をかけていることを前提とした他者への理解や共感が大切ですと答えていました。
また、日独の生活の違いについての質問には、日本に帰国して感じたのは電車の中で眠っている人たちの多さ、毎日の日常に疲れている人たちの多さで、ドイツで電車の中で寝ているような人はいなくて、自分の自由な時間をどうわくわくするものにしていこうかと決めている人が多いと答えていました。生活のゆとりや時間をどう有意義にすごすかということにドイツの人たちは楽しみをみつけているそうです。
環境立国といわれているわりにはゴミの分別を安易に業者に、まかせているという短所も指摘し
ていました。卒業生の生の言葉ということもあっていい時間が過ごせた授業でした。
モルゲン
彼女は国際化とは「それぞれの国との国際化であること」や国際理解とは「それぞれの国に住んでいる人との人間関係を理解すること」と定義していました。簡単にいうと言葉だけの国際化というのは空しくて結局は違う国に住み、違う文化をもっている人たちとどう共通理解をつくりだしていけるかが大切だというお話でした。
自由の森にいる皆さんに一言という質問には、自分の事だけを考えていてはだめで、迷惑をかけていることを前提とした他者への理解や共感が大切ですと答えていました。
また、日独の生活の違いについての質問には、日本に帰国して感じたのは電車の中で眠っている人たちの多さ、毎日の日常に疲れている人たちの多さで、ドイツで電車の中で寝ているような人はいなくて、自分の自由な時間をどうわくわくするものにしていこうかと決めている人が多いと答えていました。生活のゆとりや時間をどう有意義にすごすかということにドイツの人たちは楽しみをみつけているそうです。
環境立国といわれているわりにはゴミの分別を安易に業者に、まかせているという短所も指摘し
ていました。卒業生の生の言葉ということもあっていい時間が過ごせた授業でした。
モルゲン