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ピーターの法則と人材育成

2019年03月03日 | コンサルティング

ピーターの法則をご存知の方も多いと思いますが、以下思い切りWikipediaから引用させていただきます。そんなの知っているよ!という方、ちょっと見た感じ難しく書いてありそうなので読みたくないという方は、以下の引用文を読み飛ばしていただいて構いません。

ピーターの法則(Peter Principle)とは組織構成員の労働に関する社会学の法則。能力主義の階層社会では、人間は能力の極限まで出世する。したがって、有能な平(ひら)構成員は、無能な中間管理職になる。時が経つにつれて、人間はみな出世していく。無能な平構成員は、そのまま平構成員の地位に落ち着く。また、有能な平構成員は無能な中間管理職の地位に落ち着く。その結果、各階層は、無能な人間で埋め尽くされる。その組織の仕事は、まだ出世の余地のある人間によって遂行される。(wikipediaより)

要はこういうことです。組織が階層構造になっているとします。ある階層(たとえば主任)の中で優秀な人は係長に出世します。すると主任クラスには出世できなかった無能な人たちが残ります。次に、係長クラスの中で優秀は人は課長に昇進します。すると係長クラスには出世できなかった無能な人たちが残ります。次に、課長クラスの中で優秀は人は部長に昇進します。すると課長クラスには出世できなかった無能な人たちが残ります。次に部長クラスの中で・・・

かくして組織の各階層には無能な人たちだけが残り、かろうじて各クラスにいる少数の「出世待ち」の人たちが仕事をして成果を出す、というわけです。

この法則が事実だとすれば、優秀な人材はなるべく出世させず、その階層で使い続ければ組織は安泰ということになります。では、トヨタをはじめとした大企業はそういう戦略を実行しているのでしょうか。

私はピーターの法則には人材育成の視点が欠けていると思います。

たしかに、無能な人間をどれほど鍛えても「優秀」にはならないかもしれません。それでも、まともに仕事を遂行できるレベルに引き上げることは可能です。それぞれの階層に留まっている人たちをほんの少しでもレベルアップさせれば組織は良くなっていきます。

現に成功している企業ほど人材育成に多くの投資をしています。

もちろん、高い給与で優秀な人をたくさん雇って仕事をさせ、無能レベルになったら解雇するというやり方もあります。また、正社員ではなく非正規雇用者を大量に使う手もあるでしょう。

しかし、それらの手段は少なくとも「日本の会社」がとるべきでことではないと思います。

当社が今までお付き合いさせていただいた百数十社の経験からそう信じています。

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