南会津流半農半スキー 和泉屋AK.T

夏は南郷トマト農家、冬はテレマークスクール&ガイドの和泉屋AK.T~~
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3月27日ー28日 TAJ主催「春の会津駒ケ岳を滑ろう!」

2021-03-29 20:46:54 | 

3月27-28日、TAJ(日本テレマークスキー協会)主催の「春の会津駒ケ岳を滑ろう!」は無事に終了しました!

ツアー初日は、南郷スキー場にて明日の会津駒ケ岳を想定したバックカントリーレッスン ゲレンデ編です!

まずはスキー場名物、昭和の雰囲気むんむんの南郷ロッジ前にて、準備体操。

バックカントリーレッスンはアグレッシブな動きが多いので、しっかり身体を準備します!

南郷スキー場は非圧雪コースが豊富。もはやこの時期、雪面はでこぼこのしまったザラメ雪ではありますが、コースそのものは自然地形のコースなので山滑りの特訓には最適なのですねえ。

山の雪を攻略するには、ゲレンデの滑りにさらに強い操作が必要になってきます。

それを明日の会津駒で試してみよう。レッスンにも熱が入りました!

さて、2日目が本番の会津駒ケ岳ツアーです!

しかし、発達した低気圧が近づきつつあり天候は下り坂。予定より出発時間を早めにしました。

TAJ理事、ニセコのコヨーテ敏腕ガイドの古市くんがテールで見守りつつ、奥会津恒例の急登に取りつき始めます。

沢状地形には、必ずと言っていいほどすっくと伸びたサワグルミの大木が林立します。

標高1,300mを越えると立派なブナ森が広がります。このところの暖かさで、樹冠は赤味が増してきました。春の芽が膨らんでいるのですね。

会津駒ケ岳は、今となっては百名山として登山者が多く訪れる有名な山ですが、それよりもずっと前からここは檜枝岐マタギの猟場でもあるのです。

このエリアは申し合わせたように標高1,600m付近からアオモリトドマツが生えそろってくる。

そして案の定、低気圧の先走り雨滴が落ち始めた。上空は薄日の高層雲から確実に黒っぽい湿った乱層雲が混ざり始めた。これより上は楽しめそうもないので、ここから滑降を始めることに決定。雨に濡れる前にブナ森ツリーランを楽しんでしまおう!

ブナ森前半は締まったザラメ、後半はぶすぶすの深ザラメ!

昨日のバックカントリーレッスンの成果は…⁉

地元のぼくらが遊んだり仕事したりしている会津駒ケ岳のブナ森。このように遠くからお越しいただけるなんて嬉しいことです。季節風の風下になるこの森は、パウダーシーズンも最高ですよ!

最後の林道に出る直前は、首の皮一枚の残雪。どうにか板を脱がずに下山しました!

雨粒がぽつぽつ落ちて来たころに無事下山!

2日間のTAJ「春の会津駒ケ岳を滑ろう!」は無事に終えることが出来ました。参加していただいたみなさん、ありがとうございました!

いつかぜひ会津駒ケ岳の核心を堪能しにまたお越しくださいね。

たくさんの写真を撮ってくださったKさん、ありがとうございました。

今回、久々に一緒に仕事したニセコのマウンテンガイド・コヨーテの古市くん。お疲れさま! 

下見は思わぬ新雪でした。

これで今シーズンのテレマークスクール&スキーガイド和泉屋AK.Tはすべて無事に終了しました。

このコロナ禍にもかかわらずお越しくださった皆さまには、深く感謝いたします…m(__)m

今日、久しぶりに畑に行ってみました。

さーて、次はトマトですねえ。その前に身体を休めたいと思います…。

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