泉飛鳥塾

「古(いにしえ)の都・飛鳥」の原風景と共に、小さな旅で出会った風景等を紹介したいと思います!

飛鳥にある「道標あれこれ」(2)

2023年10月01日 17時51分27秒 | 歴史
奈良県明日香村内には、古代から続く多くの古道が存在しています。
その古道を散策していると、不思議にも要所には「道標」が立っています。※参考資料 「飛鳥の道標」(明日香村文化財課)
前回は、「立派な字が彫られている道標」でした。
今回は、飛鳥にある道標で「一番高い道標と一番低い道標」です。
2 「一番高い道標と一番低い道標」
一番高い道標は、明日香村橘にある「角柱型道標」です
東橘集落に通じる南北道と川原集落から岡集落を結ぶ旧道の交差する南西の角にあります。東面には「聖徳皇太子御誕生所」と記してあります。村内では、一番高い道標で約2m30㎝位あります。同じ場所に、「地蔵型道標」が立っています。この道標がある場所は、古代の道路があった場所と考えられています。

    

一番低い道標は、飛鳥寺の境内にある「板碑型道標」です
飛鳥寺本堂の南側の説明板の下辺りにあります。明日香村では珍しい板碑型をした道標です。南面には「右 をか寺」と記してあります。
高さは、約40㎝位で草等に覆われて見過ごしてしまいそうな道標です。元々は、別の場所にあったものと思われます。

    

 







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