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消費者金融大手3社が大幅減収 うち2社は赤字転落

2010-11-12 14:47:26 | Weblog

   消費者金融大手3社:大幅減収 

      2社:赤字転落  

http://www.asahi.com/business/update/1111/TKY201011110504.html

消費者金融大手3社の2010年9月中間連結決算は、いずれも大幅な減収となり、純損益では2社が赤字に転落した。利用者から取りすぎていた「過払い利息」の返還請求が急増し、損失が膨らんだためだ。6月の改正貸金業法の完全施行に加え、大手の一角だった武富士が破綻(はたん)したことも影響した。

純利益を確保できたのは、私的整理の一環である事業再生ADR(裁判外紛争解決手続き)の下で再建中のアイフルだけで、大規模なリストラが奏功した。

6月の改正貸金業法の完全施行では、借金の総額を年収の3分の1までに制限され、上限金利も引き下げられた。この影響で、大手3社は貸付残高の減少が止まらず、一般企業の売上高にあたる営業収益も軒並み大幅減となった。

追い打ちをかけたのが、9月末の武富士の経営破綻だ。過払い利息の請求件数は今年に入り減少傾向だったが、10月は前月比約2割の増加。武富士に会社更生法が適用され、本来なら武富士から返還されるはずの過払い利息が目減りする可能性が高まったことで、破綻していない大手各社への返還請求を急ぐ利用者が増えているとみられる。

このため、各社は下期以降の請求増に備えた引当金を計上し、損失が拡大。引当金はアコムが684億円、プロミスが281億円、アイフルが232億円にのぼった。(上栗崇)asahi.com

 


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