いっちょー会

被害者の、被害者による、被害者のための交流会

浪費チェックサイト 「多重債務」転落 事前に防止

2009-03-09 20:48:27 | Weblog

 貸金業協会

 浪費チェックサイト

 「多重債務」転落 事前に防止

 http://www.business-i.jp/news/kinyu-page/news/200903070018a.nwc

 消費者金融やクレジットカード会社が加盟する日本貸金業協会は6日、消費者が自分の家計管理と消費行動を簡単にチェックできるインターネットサイトを協会
ホームページ内に開設した。

 急速な景気悪化による失業や賃金下落を受け、多重債務者の増加が懸念されているなか、収入と支出のバランスや浪費タイプなど自身の消費行動を知ってもらう
ことで、事前に防止するのが狙いだ。

 利用できるのは「家計管理診断チェック」と「消費行動診断」、行動診断の簡易版である「マネーライフ健康度チェック」の3種類。

 久米稔早大名誉教授(心理学)らが監修した。

 家計管理診断チェックでは、空欄に給料などの収入や食費などの支出、住宅
ローンの借入額などを入力。家計収支の状況やリスクを診断してくれる。

 例えば、消費支出を収入でカバーできているか示す「家計の要注意度」や
ローンの返済額が消費支出をどの程度圧迫しているかを測る「消費圧迫度」
などがグラフや図で表される。さらに、給与収入などが今後減った場合との比較
もできる。

 一方、消費行動診断は「『お金の面でだらしない』とよく言われる」「人が持って
ない珍しい物や高価な物を持っていたい」ーなどの質問にYES/NOで回答。

 自己コントロール度や金銭管理度などが10点満点で表示される。

 同協会によると「家計収支が把握できていないことや家計管理が苦手である
ことは多重債務と相関関係がある」という。

 また、以前はギャンブルの資金などとしてローンを利用するケースが目立って
いたが、急速な景気悪化を受けて、最近は生活費として利用し、結果的に多重
債務に陥るケースも増えているという。

 このため、今回のサイト開設で、消費行動や意識に潜むリスク要因に気付いて
もらう狙いがある。協会の相談センターの連絡先なども掲載している。協会では、
こうした取り組みを通じて消費者金融のイメージアップも図りたい考え。

 協会では「自己破産などの相談は後を絶たない。そうなる前にサイトでチェック
することで早めに気付いてもらえばいい」と話している。

 ホームページのアドレスは、
 http://www.kakei-shindan.jp/

 


 

 


 


大阪いちょうの会 大18回 定期総会報告

2009-03-01 14:20:15 | Weblog

 大阪クレジット・サラ金被害者の会 

 大阪いちょうの会 

 第18回 定期総会報告 

 

 2月14日、第18回「大阪いちょうの会」総会が、大阪・天神橋にある大阪グリーン会館で
行われた。

 まず、代表幹事(被害者側)からの挨拶。
来賓を代表して、被連協副会長の橋詰さん(尼崎あすひらく会)、京都平安の会事務局長からの
挨拶があった。

 その後、「貧困と多重債務問題」というタイトルで、植田勝博代表幹事(弁護士)からの基調報告
がなされた。

 昨今の社会情勢や、経済情勢の悪化に伴い、「貧困」という言葉がキーワードとなり、これから
私たちの果たすべき役割が明確になりつつあるのだと理解できた。

 その後、議案の審議に入った。

 「被害者交流会『いっちょー会』」(小生が報告)「ヤミ金対策」「調停対策」「広告対策」
「機関紙対策」「行政充実対策」「過剰与信対策」「研修」「家計管理」「依存症問題(今回から新設)」
の各分科会報告と来年度方針、予算案の審議、次年度役員決定と進んでいった。

 すべての議案について承認され、新たなスタートを切ることができた。

 議論の中で「もっと被害者の役員を増やしてもいいのでは」という意見はあったが、これは
「いちょうの会の成り立ち」「いちょうの会の成長度合いに応じた役割分担の中での今後の課題」
として、今まで以上に被害者の立場にたった運営が必要ということでおさまった。
(言葉足らずだったらごめんなさい・・・)

 今回の象徴的役員人事は、事務局長の交替。テレビでも「ヤミ金バスター」としておなじみの
田中祥晃事務局長が相談役になられ(決して「退任」ではありません。

 違う立場、象徴的立場で会を引き続き支えてもらいます)、代わって「これぞ裏方」的存在の
川内泰雄新事務局長が就任された。

 また、代表幹事(被害者)も、いちょうの会創設以来のメンバーのN氏(被害者なので匿名に
しています)に代わり、いっちょー会で主幹としてお世話いただいているO氏が就任された。

 司法書士の代表幹事も、上溝博司先生から堀泰夫先生に交替。世代交替が一気に進んだ、
そんな人事であったように思う。

 第二部では小生司会による懇親会。本当に小生は付属品。あとはいっちょー会メンバーを中心
として、レギュラーメンバーが大活躍。発言も多く、参加者も多く、初めて総会に出席された方も、
楽しんでいただけたのではないか。

 前回もそうだったのだが、私個人の感想としては、少しずつであるが、被害者の立場にたった
議事運営がなされつつあるのではないか、と感じる。まだまだ難しい話、法律家的立場の話も
多数あって、初参加の皆さんには難しい言葉が並ぶ、頭の痛い話ばかりだったと思う。

 でも、私なりに「いっちょー会」の報告では、わかりやすい言葉で話そうと心掛けた。
そういった気遣いもできるようになってきたのではないか。

 被害者が生活再建をするための条件が、昨今の経済危機で難しくなり、債務整理だけでは
済まない情勢になってきている。そのような中で、私たち被害者団体の役割は大切になってきている。

 真の生活再建が、被害救済とともにできる。本当にそのような団体に脱皮できるようになりたい。
そう痛感した、今日の総会であった。

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 最終更新日時 2009.02.14 23:32:31 いっちょー会 運営委員 副主管 T.S いちょうの会幹事

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