いっちょー会

被害者の、被害者による、被害者のための交流会

被害者の、被害者による、被害者のための交流会

2008-06-20 09:33:52 | Weblog

                           2008年6月14日
2008年6月度 定例被害者交流会(いっちょー会) 開催報告
               運営委員 S N(大阪いちょうの会幹事)
1.開催日時   2008年6月14日(土)午後12~3時
2.会場     国労会館 B1F 会議室
3.参加者数   42名(内 初参加者 14名)
4.進行次第   司会:S N(大阪いちょうの会幹事)

   開会挨拶  Y F(大阪いちょうの会事務局 いっちょー会担当)
   運営委員挨拶 K O(いっちょー会運営主幹・大阪いちょうの会幹事)
   司法書士挨拶  D T先生(大阪いちょうの会幹事)
                 K T先生(大阪いちょうの会会員)
 
  運営委員による体験談紹介  S N(大阪いちょうの会幹事)

自由懇談(テーブル毎に運営委員が入って相談・雑談)
参加者自己紹介・近況報告
自由懇談(司法書士質問コーナー設置、テーブル毎に田中太典先生と運営委員が入って相談・雑談)
事務局・運営委員からのお知らせ

 ・家計管理の説明(S N 委員)
 ・6/21 第22回近畿クレジット・サラ金被害者交流会参加者最終確認
 ・次回いっちょー会の案内 ほか

  閉会挨拶
5.体験談・感想・ご意見その他(以下抜粋)

【体験談】

   ・お金を借りる前は家族全員働いていたが、自分の病気と妻の店の不振によ    り借金を抱えた。
   ・少しならいいだろうと手軽に借りてしまい、そのうちヤミ金からも借金の誘いがあり、収拾がつかなくなった。息子にも借金返済の手伝いをさせ、自分は死ぬしかないと思いつめた。
   ・借金苦で自殺を決意し、仕事が終わって突然1週間ほどの蒸発をして死に場所を探した。
   ・自営業で借金はあったが事業は失敗、ヤミ金からの借り入れで悩んでいた。
   ・自力で頑張ったが返せなくなりここへ来た。今は介護の勉強をしている。
   ・医療費が払えず借金返済のおかげで病気が悪化しかなり苦労した。
 
【感想・ご意見】

・司法書士の先生が自ら席を立ち、参加者の皆さんと話しやすいムード作りを運営委員と同じ目線で動いてくださり大変ありがたく思います。
・家計簿は前月「家計管理研究会」での活動の一環として始めた「オリジナル家計簿」モニタリングの感想を聞いたうえで、今まで買いだめしてある100円ショップタイプのものを初回参加者の方々に配布した。
・運営委員の気遣いを少しずつうまく生かして、今後の参加者と共に成長できればと話し合った。

6.その他
・毎回同じくたくさんの方々のご協力が結集し、この回の運営が無事進んで、心から感謝している。
・引き続き「家計管理」の取り組みはいっちょー会でたくさんの意見を頂き、これからの運営方針の大事な要のひとつになるように感じる。
・来訪された当初は、かたく緊張した面持ちで、ただ身をそこに置いているだけだった参加者の皆さんが、会の内容が進んでゆくたびに明るい表情になってゆき、饒舌に語ったり、時には涙ぐまれ運営委員と抱擁したりと感動的な場面もあった。
・毎回言えることだが、知らない世界、たくさんの参加者の体験談の声を聞いたことによって、様々な次回への課題が生まれ続ける。ここで完結せず、どんどん進化した形で癒しを生み続ける会であり続けたい。

7.今後のスケジュール
 7月12日(土)  7月度 定例被害者交流会
 8月 9日(土)  8月度 定例被害者交流会
 9月13日(土)  9月度 定例被害者交流会