いっちょー会

被害者の、被害者による、被害者のための交流会

<東京都知事選>宇都宮前日弁連会長が立候補

2012-11-08 21:55:35 | Weblog

           不屈の弁護士にして都知事選候補 

                 宇都宮健児氏が語る  

                「コワイ人との交渉術」(日刊) 

 ■不屈の弁護士にして都知事選候補者・宇都宮健児氏が語る「コワい人との交渉術」(日刊)

SPA ! 2012.12.04)
http://nikkan-spa.jp/341318

 12月16日、衆院選と同日に行われる東京都知事選。「石原都政を引き継ぐ」という猪瀬直樹副知事とは全く
対極に、「脱原発」「反貧困」を掲げて出馬している候補が宇都宮健児
弁護士。
一般には知名度がそこまでないが、都知事選で猪瀬氏の最大の対抗馬と目されている。

 貧しい幼少時代から勉学に打ち込み東大合格。在学中に、体重が8kg減るほどの猛勉強の末、司法試験に
一発合格して弁護士になった。

 現在は、多重債務問題などの最前線で活躍する宇都宮弁護士。

 当然のことながら、ヤクザやヤミ金からの脅迫も少なくないのだが、彼はどんな脅迫だろうが動じない。
その現場に居合わせた本誌記者Mはこう語る。

「宇都宮弁護士に取材中、脅迫のような、ただ事ではない電話がかかってきました。
それがちょうど、僕が先日拉致られたヤミ金の大親玉からの電話だったのです。
『大丈夫なんですか』と聞くと、『ヤミ金やヤクザでも、上層部の人間はわりと話が通じますよ。
あちらにもそれなりの理はありますから、要は法律を盾にじっくり話をすることです。
でも、若いヤツや下っ端のチンピラのほうは要注意。後先考えずに行動に出ますから。
あと怖いのは、新興宗教やカルト教団です』とさらっと答えました」

 本誌記者Mは、宇都宮氏からヤクザ、ヤミ金への対処の仕方を教わった。
その基本は「相手の立場を尊重すること。決して下には見ないこと」だった。

 宇都宮氏はこう言う。

「ヤクザは組織内でのメンツが非常に大事。こちらが見下せば、まとまる話も絶対にまとまりません。
まず相手のメンツを立ててやること。そして、その中で交渉できる範囲を探していきます。また、ヤクザの
脅しは、たいてい
口だけ。
彼らは経済原理で動いていますから、実は一般人相手よりも安全なんです。5万や10万といったヤミ金が
原因で人を殺すなんてありえない。
それで懲役15年もくらうなんて割に合いませんから。

それから、ヤクザもヤミ金もみな同じ人間で、どこかで人間らしい優しい感情、話し合える部分を持っている。
私はそこに希望を持っているんです。交渉はそりゃあ怖いですよ。
でも、僕を頼って来てくれている人たちを助けたいという思いがいちばん強い。
事務所には借金苦で家庭崩壊、夜逃げをしたり野宿生活に入ったり、手首を切ったり、自殺を図ったり
するような人たちがたくさん来ているわけです。
僕がここで『怖い』って引っ込んだら、そういう人たちを助ける人がいなくなるしね」

 宇都宮氏の「他者のプライドを尊重する」という姿勢は、ホームレス対策にも通じる
ホームレス総合相談ネットワーク事務局の大河内知彦さんはこう語る。

「’08年末からの派遣村で新人相談員だったぼくは、明らかにウソとわかることばかり言う相談者への
対応に悩んでいました。

『相談活動って一体何なのだろう?』と思い詰めて宇都宮先生に相談したら、『派遣村に来られる方は、
生活に困ってウソをつかなければならないほどに追い詰められているんだ。

みんなそれぞれの事情もあるし自己のプライドもある。
要は根気よく話を聞くことだ』とおっしゃったんです。
根気よく話を聞いていれば、次第に心を開いてくれ、スムーズに話ができるようになるということが
わかりました」

 週刊SPA!12月4日発売号「不屈の弁護士[宇都宮健児]奇伝」では、どてらい男、宇都宮健児弁護士
の武勇伝を紹介している。 
 <取材・文/横田一 清水直子 写真/森住卓>       

             <東京都知事選>  

        宇都宮前日弁連会長が立候補の意向  

<東京都知事選>宇都宮前日弁連会長が立候補の意向

毎日新聞 11月8日(木)20時42分配信

 東京都知事選(29日告示、12月16日投開票)に、前日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏(65)が無所属で立候補する意向を固めた。9日、都内で記者会見し正式表明する。脱原発や格差是正、石原都政からの転換を求める有志市民が支援する統一候補として、選挙戦に臨む。

 宇都宮氏は8日夜、脱原発グループが都内で開いた集会に出席し、「(石原氏のような)側近だけで思いつきの政治をするのではなく、主人公である都民の意見を大切にしたい」と意欲を示した。

 宇都宮氏は複数の市民団体などが擁立を検討。6日に評論家の佐高信氏ら文化人で結成した「人にやさしい東京をつくる会」の記者会見に同席し「他の人が辞退し、市民グループがぜひということなら検討せざるを得ない」と話していた。脱原発を軸とした候補には元内閣府参与で反貧困ネットワーク事務局長の湯浅誠氏(43)の名も挙がっていたが、湯浅氏が不出馬を明言し、宇都宮氏に一本化する流れが強まった。一部の労働組合や革新系の政治団体にも支援する動きがある。

 宇都宮氏は71年に弁護士登録。多重債務問題やオウム真理教犯罪被害者支援に取り組み、10年4月から2年間、日弁連会長を務めた。08年に「年越し派遣村」の名誉村長にもなった。【夫彰子】
 
 全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会
 
 皆様へ
東京都知事選に宇都宮健児弁護士が立候補です。
宇都宮健児弁護士が掲げる「人にやさしい東京」へ4つの柱
①誰もが人らしく、自分らしく生きられる町東京を作る
②原発のない社会を作る
③子どものための教育を再建する
④憲法の生きる東京をめざす。
反貧困キャラバン活動してきた、主要な課題、非正規労働者の権利擁護、生活保護の充実
の課題等も、「人にやさしい東京」へ4つの柱に含まれています。
この課題をやりきれるのは宇都宮先生しかいません。
仲間を広げ絶対に勝利しなければなりません。

東京が変われば日本を変えることが出来ます。
私たちは東京で精一杯頑張ります。全国各地からも応援お願いいたします。

11月14日(水)19時~東京を変えるキックオフ集会が開催されます。
ご参加お願いいたします。

本多良男(被連協)

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□■□■     東京を変えるキックオフ集会          □■□■
■□■  宇都宮けんじさんとともに人にやさしい東京を!  □■□
□■       11.14(水)19:00~なかのZERO        □■
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宇都宮さんは、多重債務問題をはじめとして、弁護士として貧困問題に長くかか
わってきました。リーマン・ショックのあった2008年暮れから翌年にかけて
おこなわれた「年越し派遣村」では名誉村長をつとめました。その後、完全無派
閥の弁護士としては初めて日弁連会長となり、人権擁護活動や、東日本大震災と
原発事故の被災者・被害者支援などに積極的に取り組んできました。

都民みんなの声を集めて、宇都宮さんとともに、「人にやさしい東京」をつくっ
ていきましょう!

◆東京を変える4つの柱◆
1 原発のない社会へ――東京から脱原発政策を進めます。
2 誰もが人らしく生きられるまち、東京をつくります。
3 子どもたちのための教育を再建します。
4 憲法のいきる東京をめざします。

★日時:11月14日(水)19:00 (開場18:30)

★会場:なかのZERO 大ホール
    中野区中野2-9-7
    ※JR・東京メトロ「中野」駅 南口徒歩7分
    http://www.nicesnet.jp/access/zero.html

★出演:宇都宮けんじ

★応援出演予定者
雨宮処凜(作家)、松元ヒロ(コメディアン)ほか多数。

★集会の日時が迫っています。
1000名以上が入れる会場を埋めつくしましょう。
呼びかけの輪を広げてください。
メールだけでなく、電話などで声をかけあっていらして、ご家族・ご友人などとご一緒にいらしてください。

★主催・問い合わせ先
人にやさしい東京をつくる会
東京都中央区銀座6-12-15 COI銀座612ビル 7F階東京市民法律事務所内
TEL.03-3571-6051
携帯電話 080-6724-6746
http://utsunomiyakenji.com
twitter:@utsunomiyakenji