いっちょー会

被害者の、被害者による、被害者のための交流会

2010年3月度 いっちょー会(定例被害者交流会)開催報告

2010-03-23 16:53:22 | Weblog
 2010年3月度 いっちょー会 (定例被害者交流会) 開催報告
                                 H 運営委員
1,開催日時 : 2010年3月13日(土)午後12:00~15:00
2,会   場 : 大阪国労会館
3,参加人数 : 29名 (うち新規6名)
           植田 勝博弁護士 : 伊東 弘嗣司法書士
4,進行次第
         司   会 : N 運営委員
         開会挨拶・運営委員代表 : O 運営委員
         自由懇談 : (テーブル毎に委員が入って相談・雑談)
         参加者自己紹介・近況報告
5,体験談・感想・ご意見その他(抜粋
  * ギャンブルや遊びで借金、妻にも内緒でいた。いちょうの会を教えてもらい
   来た。(初男性)
  * たけのこをとって母にあげたら、ありがとうと言われ本当に嬉しかった。(N氏)
  * 自営で建設業をしていたが、取引していたところが2件も立て続けに倒産。
   資金面も悪くなり、公的な金融機関で資金を借りようとしたが、審査が1ヶ月
   もかかると言われてサラ金で借金。返済に困っていたところ、昔いちょうの会
   に世話になった人に教えてもらい来た。いちょうの会に来る前に、CMで
   着手金いらないと宣伝していた弁護士に頼んだことがあった。5社あったうち
   2社だけなら引き受けると言い出した。残りの3社はややこしいから無理だと
   言われた。いちょうも会に来たらそんなことは全くなく、本当に来てよかったと
   思う。(初60代男性)
  * アルコール依存症3回入院した。断酒会にも参加している。これからは
   いっちょー会にも来たい。(新60代男性)
  * 98歳の母が亡くなった。親孝行できなかったことを本当に後悔している。
   もう一度生まれ変われるなら、母の子に生まれたいと思っている。以前、
   妻方の親が亡くなったとき、いちょうの会で相談して戻ってきた過払い金で、
   大分まだ駆けつけることができた。本当に助かった。(Kさん)
  * 無縁社会から有縁社会へと変えたい。今や関わりを持たなくても生活できる
   社会になった。しかし人間はつながることで、生きていける動物だと私は
   思っている。誠実な人ほど自殺を考えることが多いが、人と話したりして肩の
   荷を降ろせるいっちょー会に期待している。一度無縁になった人たちを社会
   に戻すような取り組みが必要だと考える。家族ではもう限界。擦り切れた関係
   で同じことを何回も言うことはできない。今や東京に一極集中。東京政府から
   脱却しなきゃいけない。これからの時代は、大阪のいっちょー会に期待する。
   できれば金も儲けてもらってでも、活動を続けてほしい。(植田弁護士) 以上