いっちょー会

被害者の、被害者による、被害者のための交流会

被害者の、被害者による、被害者のための交流会

2008-01-20 18:01:10 | Weblog

 2008年1月度 定例被害者交流会(いっちょー会)報告 
                       (報告者 いっちょー会 運営委員)

 1,開催要領
     日   時) 2008年1月12日(土)午後1時30分~4時
     会   場) 大阪国労会館 B1F 会議室
     参加者数) 48名(内、付き添い1名 子供1名)

 2,進行概要                       司会)K.O(運営主管)
    開会挨拶   Y.F(いっちょー会総括責任者、いちょうの会事務局)
    運営委員代表挨拶ならびに企画コーナー(委員による体験談紹介)
             K.O(いっちょー会運営主管、いちょうの会幹事)
    若草の会挨拶 K様 ご夫妻
    司法書士挨拶 D.T先生(いちょうの会幹事)
              U 先生 ・ I 先生(同上)

 3,体験談 ヤミ金被害者の体験談の事例報告 (資料代読)
        1月度運営委員体験談 K運営委員発表

 4,参加者自己紹介・近況報告・概略報告    I.O(運営委員会補佐)
    ○ 債務を払い終えた後に再び送られてくる、ダイレクトメール・電話・チラシ
      などによる誘惑の魔の手がますます増えてきた。
    ○ 決してリピーターにならないように充分気をつけることが肝要
    ○ 本人並びに家族にとって継続して相談の出来る場所となれば理想
    ○ 借金にマヒしていた・・・自分自身の借金をキチンと把握する
    ○ 家族間でキチンと話し合いが出来て協力し解決へと進めていくことが大事
    ○ 返済を続ける上での健康という計算の大切さを忘れていた、人生には試
      練の壁が一杯立ちはだかっている。いっちょー会には温かい空気が流れ
      ている
    ○ 病気という名の隠れ蓑に感謝を忘れ逃げていた、これを機会に前向きに
      歩みたい
    ○ 苦しみから抜け出して人に優しく出来るようにしたい
    ○ リピーターにならないよう、いっちょー会の利用法を考えて上手に節約し 
      たい
    ○ 人の為に何かしているという考えを捨てて、輪を広げる運動をしたい、
      学びの場でありたい

   諸先生のご感想
      T 司法書士
    「他の相談窓口では無い被害者同士の交流会(いっちょー会)がいちょうの
    会の特色であることを実感し生活の再建に役立ててほしい」 
     M 司法書士
    「今日の話を心に受けて今後何らかの形で社会に貢献したい」
     U 司法書士
    {債務があるのは恥ずべきことではない}

   自由懇談(司法書士質問コーナー設置、テーブル毎に委員が入って懇談)
   事務局・運営委員からのお知らせ(「家計簿プレゼント」、次回いっちょー会の
     案内 他)
   閉会挨拶      Y.F (いちょうの会幹事)

 4,報告者所感
    「【被害者の、被害者による、被害者のための定例交流会】へ成長していきた
   い」 :  いっちょー会が、大阪いちょうの会で中で「被害者視点による、真の
   生活再建のための交流会」としての役割を担うことが、会の成長、すなわち、
   被害者救済に直結すると、運営委員一同が使命を持って、個々の役割を果た
   す、そのような思いで運営委員一同が取り組んでいる。

    今回も前回同様、48名の参加、今回は更に、事前の準備がしっかり整った
   おかげで、全員に軽食・茶菓が行き渡り、一安心との思いです。

    毎回この会を楽しみにしていらっしゃる方、初めてで戸惑いの連続という方、
   そろそろ債務整理の方向性が見えてきて、明るくなっていらっしゃる方など、
   状況はさまざまです。しかし総じて「この会を有効に活用していこう」となさる方
   が多いのかな、と思いました。

    また、今回新体制になって前回に続いて、司法書士の先生がお二人お越し
   になりました。私たちにとっても、先生方にもともども、被害者の生の声を直接
   聞いていただく場としても、大変有意義な会であると思います。

    整理途上の皆様にとっては、まだまだ先生方のアドバイスも必要だと感じて
   います。これから、私たち運営委員も、初参加者の皆様へアドバイスできるだけ
   の見識・知識を身につけておく必要がると思います。あらゆる機会を通じて、学
   びの時を持ちたいと思います。

    「参加者自己紹介」の中では、大半の方が「大阪いちょうの会」との出会いを
   話されました。その出会うきっかけとなったのが「行政の紹介」だけでなく「新聞
   ・テレビなどのマスコミで直接知った」という方も増えてきました。広報活動の成
   果であると同時に、「困ったら相談」という方が増えてきたこともうれしい思いで
   す。

    多重債務が社会問題化し、債務相談窓口が行政にも、弁護士会・司法書士
   会にもできつつある中、「大阪いちょうの会」の存在価値は、「被害者交流でリ
   ピート防止」と、「社会貢献活動」であると思います。

    私たちいっちょー会運営委員全員、さらに交流会参加者全員が、「いちょうの
  会、いっちょー会に来て良かった」と思っていただけるような会にし、次回開催に
  期待しております。

   次回は、いちょうの会年次総会08.02./10に合流します。そのため、2月10日
  (日)は、午後13時から大阪国労会館3Fに集合願います。

 (今後のスケジュール)
     2月10日(日)  「大阪いちょうの会」年次総会に合流
                 (PM 1:00~ 大阪国労会館3F)
     3月 8日(土)  3月度 定例被害者交流会
                 (PM12:00~ 大阪国労会館B1F)