♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

石原詢子 “さよなら酒”

2013年08月14日 | 演歌・歌謡曲

石原詢子さんといえばもうベテラン歌手の域に達していると思います。何しろ今回の新曲がデビュー25周年記念曲の第二弾ですから。

さてその『さよなら酒』、タイトルだけ見れば悲しい別れをテーマにした曲かと思いきや、ガチガチの幸せ演歌でありました。要するに素敵な貴男に出会ったので、悲しい昔とはきっぱりさよならをするという内容です。

彼女のくせのない美しい声は、こういう幸せ演歌にぴったりです。
これからもより一層活躍してもらいたいです。

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日高正人 “人生山河”

2013年08月11日 | 演歌・歌謡曲

今回も人生応援歌で、歌っているのは日高正人さんという69歳の歌手です。
この歌手のことはこれまで知らなかったのですが、実は40年以上もキャリアのあるベテランでした。「無名のスーパースター」との異名があり、知る人ぞ知る存在のようです。

このような歌をこういう年配の歌手が歌うと、どっしりとした人生の重みが伝わってきます。
まさにいぶし銀の魅力と言っていいでしょう。枯れたような声が大変魅力的です。

作曲は杉本眞人氏で、フォーク調の心にしみるしっとりしたバラードです。たきのえいじ氏による歌詞は、過ぎし人生をしみじみと振り返りつつ、「もう少し生きて いいですか」と、謙虚にかつ前向きにこれからの人生を生きる決意をこめています。

若い演歌歌手はもちろん応援していきたいですが、こういう地道に活動しているベテラン歌手にも心からのエールを送りたいと思います。

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井上由美子 “名も無い道”

2013年08月04日 | 演歌・歌謡曲

もうじきデビュー10年を迎える井上由美子さんの6月19日に発売された新曲は、人生応援歌です。

彼女はこれまでマイナー系のしっとり演歌が多かったのですが、今回は少し趣向を変えて力強く、聴く者に勇気と希望を与えるような曲になっています。

こういう曲を若い歌手が歌うと、ややもすれば人生経験もあまりないのに生意気なというふうに取られがちですが、彼女の場合ほぼ10年の歌手としてのキャリアを積んで来たし、一定の貫禄も付いているので、その懸念はないでしょう。

歌詞で面白いと思ったのが「苦労という字は 苦しみを 労り合うと 書くんだよ」のフレーズです。実際はそういう字義ではないでしょうが、その発想がユニークでいいです。

彼女がこの曲で新境地を開いて、一段とスケールアップしてほしいと大いに期待しています。

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