今回は早瀬ひとみさんという女性歌手の1月1日に発売された『愚恋歌(ぐれんか)』を取り上げます。
早瀬ひとみさんは、このブログでは初めての方で、1980年にデビューされているので結構ベテランの方です。80年代にはコンスタントに新曲を出していたようですが、その後女優業やライブ活動をやっていて、この『愚恋歌』はほぼ7年ぶりの新曲のようです。
元々は演歌系の歌手のようですが、最近はシャンソンと歌謡曲を融合させたようなステージングが好評とのことで、この曲もそういう路線のしゃれた歌謡ポップスで、80年代昭和歌謡風のレトロな味わいもあります。
言うなれば研ナオコさんが歌うとぴったりのようなイメージだと思いました。それは研さんの曲にも同じ「愚」の字が使われた『愚図』という曲があるせいもあります。
内容的には女性主人公が、別れた相手に対して自分が取った言動、態度を後悔している心境を歌っています。
早瀬さんの歌唱はさすがにキャリアを感じさせる歌い慣れた感じで、メリハリをつけて実にうまく歌っています。
テンポのいい曲なので、カラオケでも気分良く歌えると思います。
作詞は先の北川大介さんの『北の街 函館』と同じ高畠じゅん子氏、作曲はベテランの徳久広司氏、編曲は矢田部正氏のコンビです。
歌謡曲ファンを中心におすすめしたい曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=WEvX_e_MZ6I
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