朝日新聞が11日付朝刊の「社説」で、「前原発言」に対して「外交センスを疑う」と批判している。代表に就任した初めての訪米の際に行った講演での発言に対し、「いっそう米国に寄り添う政策を示したことになる」と苦言を呈しているのだが、「日米同盟関係重視」は、もともと前原代表の持論であるから、いまさら苦言を呈したところで、犬の遠吠えであろう。
社説は「前原代表の発言は党内の議論をなんら経ていない。あまりに唐突で突出した内容に、党内には戸惑いや反発が広がっている」と状況分析をして見せている。だが、いまごろになって、議論云々というのは、言いがかりである。前原代表の安全保障政策は、百も承知のうえで、代表に選ばれているのであり、何を寝惚けたことを言っているのかの感がある。
与野党が、国防や安保政策で考え方が、「180度」異なった「55年体制」は、もうとっくの昔に終焉している。
「日米同盟は何より大事。中国には毅然と対する。だから民主党が政権をとっても自民党と変わりませんよ。心配はいりません。そう米国に言いたかったのだろうか。ならば、自民党政権のままでいいのではないか」
これも社説にあるまじき「暴論」である。与野党、2大政党、あるいは2大勢力の存在は、国防や安保政策において同じであったとしても、少しも構わない。
かつて細川護煕元首相が、「権不十年」というタイトルの著書で「権力というものは、腐敗するものであり、同じ政党が10年も政権の座にあれば、腐敗は避けられず、政権交代が必要である」という趣意を示したのが、思い出される。たとえ政策が似通っていたとしても、2大政党が政権交代し合うことにより、「腐敗浄化」の機能を発揮することが大事である。それだけでも、2大政党の存在意義がある。
2大政党の政策が極端に違っていたのでは、かえって国民は、不安に陥ってしまう。
この意味で、前原代表が、国防、安保政策において、小泉自民党とほぼ価値観を同じくしているということは、取りも直さず、「政権担当能力」の向上を証明していて、「安心感」を与えられる。
共産党一党独裁の中国北京政府が、自由民主国家ではなく、基本的人権の保護も遅れていることや、韓国左翼政権が、北朝鮮による自国民の拉致被害者が多数存在しているにもかかわらず、少しも救出しようとしていない実情から見て、「日中友好」「日韓友好」がいかに大事であるとしても、日本や米国と価値観や政策を同じくするわけにはいかない。
どうも朝日新聞の論調は、共産党一党独裁の中国北京政府や韓国左翼政権に「色目」を使う外交を民主党・前原代表に期待しているようなフシがある。朝日新聞は、アメリカに怨みがあるのか、共産党一党独裁の中国北京政府や韓国左翼政権が、よほど好きらしい。 こんな批判に紙面を費やすくらいなら、共産党一党独裁の中国北京政府の「覇権主義」「反人権主義」「農民弾圧の極悪非道」と韓国左翼政権の「朝鮮戦争被害者の冒涜」「歴史認識の歪曲」など異常現象の証拠を集める取材や「反北京政府」「反韓国政府」の主張を日頃からムカついている朝日新聞の愛読者に、しっかりと見せて欲しい。
社説は「前原代表の発言は党内の議論をなんら経ていない。あまりに唐突で突出した内容に、党内には戸惑いや反発が広がっている」と状況分析をして見せている。だが、いまごろになって、議論云々というのは、言いがかりである。前原代表の安全保障政策は、百も承知のうえで、代表に選ばれているのであり、何を寝惚けたことを言っているのかの感がある。
与野党が、国防や安保政策で考え方が、「180度」異なった「55年体制」は、もうとっくの昔に終焉している。
「日米同盟は何より大事。中国には毅然と対する。だから民主党が政権をとっても自民党と変わりませんよ。心配はいりません。そう米国に言いたかったのだろうか。ならば、自民党政権のままでいいのではないか」
これも社説にあるまじき「暴論」である。与野党、2大政党、あるいは2大勢力の存在は、国防や安保政策において同じであったとしても、少しも構わない。
かつて細川護煕元首相が、「権不十年」というタイトルの著書で「権力というものは、腐敗するものであり、同じ政党が10年も政権の座にあれば、腐敗は避けられず、政権交代が必要である」という趣意を示したのが、思い出される。たとえ政策が似通っていたとしても、2大政党が政権交代し合うことにより、「腐敗浄化」の機能を発揮することが大事である。それだけでも、2大政党の存在意義がある。
2大政党の政策が極端に違っていたのでは、かえって国民は、不安に陥ってしまう。
この意味で、前原代表が、国防、安保政策において、小泉自民党とほぼ価値観を同じくしているということは、取りも直さず、「政権担当能力」の向上を証明していて、「安心感」を与えられる。
共産党一党独裁の中国北京政府が、自由民主国家ではなく、基本的人権の保護も遅れていることや、韓国左翼政権が、北朝鮮による自国民の拉致被害者が多数存在しているにもかかわらず、少しも救出しようとしていない実情から見て、「日中友好」「日韓友好」がいかに大事であるとしても、日本や米国と価値観や政策を同じくするわけにはいかない。
どうも朝日新聞の論調は、共産党一党独裁の中国北京政府や韓国左翼政権に「色目」を使う外交を民主党・前原代表に期待しているようなフシがある。朝日新聞は、アメリカに怨みがあるのか、共産党一党独裁の中国北京政府や韓国左翼政権が、よほど好きらしい。 こんな批判に紙面を費やすくらいなら、共産党一党独裁の中国北京政府の「覇権主義」「反人権主義」「農民弾圧の極悪非道」と韓国左翼政権の「朝鮮戦争被害者の冒涜」「歴史認識の歪曲」など異常現象の証拠を集める取材や「反北京政府」「反韓国政府」の主張を日頃からムカついている朝日新聞の愛読者に、しっかりと見せて欲しい。