北朝鮮には「ソーラー政策」と「ホカロン」をクリスマスにプレゼントして上げよう

2005年12月22日 19時23分50秒 | 北朝鮮問題
日朝交渉 再開合意へ 24、25日に政府間対話 拉致も並行協議 (産経新聞) - goo ニュース

 それにしても、よく生きているなあ、と感心させられるのは、2000万人とも言われる北朝鮮の人民の皆さんである。
 日本列島が寒波に襲われ、58年ぶりの大雪とか何とか言われてブルブル震えているのに、北朝鮮で大量の凍死者が出たという情報は、アングラからも伝わってこない。寒さに余程、強いらしい。
 この寒さのなか、日本政府が「北朝鮮による拉致問題などをめぐる日朝政府間協議を24、25両日に北京で行うことで北朝鮮と合意した」と発表した。
 アメリカが「金融制裁」を断行したことで北朝鮮が、ヘソを曲げたため、この煽りで、核問題をめぐる「6か国協議の再開」が決まらなかった。そのなかで、北朝鮮は「日朝間の対話継続を得策」と判断したらしい。
 核問題では、北朝鮮は「アメリカと直接交渉する」として日本排除の姿勢を取ってきたが、「6か国協議」では、結局何も決まらなかった。アメリカのブッシュ大統領が、「金正日暗殺命令」を解除した様子はなく、油断すると、「弾丸」が飛んでくる危険があると金正日は、警戒を怠っていない。
 中国やロシアが北朝鮮2000万人を食わせるかと言えば、それは無理。韓国にしても、「脱北者」が韓国にあふれて、財政負担が重くのしかかり、困り果てている。アメリカは、ハナから助ける気はない。
 となれば、残るは、「お人好し」の日本しかない。日本国民の血税「2兆円」を出して助けるつもりであるといい、「馬鹿もほどほどにしなさい」と言いたいのを我慢している。
 北朝鮮には、寒波が襲ってくる前に、国連で「人権」をめぐって非難決議が可決されて、国際世論という「寒風」に晒されていた。 やはり「太陽政策」よりも、「北風政策」の方が、効果があるようである。
 古代から日本は、朝鮮半島や中国大陸からの「亡命者」が、多数逃げてきた「究極の安住の国」であった。この際、外務省は金正日に向けて、「日本への亡命」を打診してはどうか。一足先に日本にやってきたジェンキンスさんの「激太」の幸せそうな顔や姿を教えてやれば、案外に決心するかも知れない。もっとも、日本は「庇護権」を認めていないので、簡単には、保護できないだろうが、「アメリカ」という「安住の地」への橋渡しをしてやってもよい。だだし、そのときは、「暗殺命令」は解除してもらっておかねばならないのは、言うまでもない。
 とにかく、この58年ぶりの寒波から、北朝鮮2000万の人民を救えるのは、金正日ただ一人であるから、日本外務省は、韓国とはひと味違った「太陽政策」をぶっつけてみるとよい。
 すなわち、「太陽政策」ではなく、「ソーラー政策」である。北朝鮮には、重油も原発も要らない。京セラの稲盛さんが開発させた「ソーラー発電機」を普及させれば、エネルギー問題は、一気に解決する。ついでに「ホカロンをクリスマスにプレゼントしてあげるから」と言えば、「寒い洞穴」からノソノソと出てくるかも知れない。そして、日本人拉致被害者を解放してくれれば、日本国民にとって、これに勝る喜びはない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする