カンモーター+インサイドギヤ方式のモハ114-806の下回りを組み立てました。
インサイドギヤは手持ち品です。30年以上前にどこかの模型店のジャンク販売で買ったもので、ビニール袋に入ったまま黄銅色の妖しい光を放っていました。
開封して驚いたのは、ジャンクとはいえ新品の売れ残りかと思っていましたが、ウォームに半田が付着していたり車軸ナットが1つだけ違っていたりと、完全な中古品であることがわかりました。とはいえギヤのかみ合わせなども問題ないようなので、そのまま組み立てを続行しました。
モーターはクモハ51013の換装にも使ったMCR3B00です。軸を7mmほどカットし、外径2.4mm(内径2.0mm)の真鍮パイプを介してウォームを取り付けますが、やはりモーター軸は半田が乗らないので、やすりで表面を荒らしたあと瞬間接着剤を塗ってウォームを叩き込みました。
前回はモーターの位置が低すぎたので、今回はスペーサーとして3mmナット2個と2mmスプリングワッシャー1枚を挟んでインサイドギヤに取り付けました。
台車は日光モデルのDT21で、このインサイドに対してはちょっと左右のガタが大きいようですが何とかいけそうです。
ここで仮配線して試運転をしてみたところ走りません。もしやと思って見直してみると、インサイドギヤの絶縁車輪の位置が逆になっていました。
既に台車枠をボルスターに固定した状態からバラすのは大変なのですが、仕方ないので分解して左右の車輪を入れ替えたところ、絶縁ブッシュよりもスパーギヤが大きいためショートしてしまうことがわかりました(下の写真)。だから左右逆についていたわけです。どこのメーカーの品かわかりませんが困ったものです。
原則に反しますが他に方法がないので、非動力側台車をクルッと回転させたうえでモーターへの配線も+-逆にしてちゃんと走るようになりました。下の写真でアース側のコードが不自然にねじれているのはそのためです。
しかしここでまた問題発生。クモハ51に比べるとギヤの騒音がかなり大きく走りも渋いのです。モーターの回転音自体は大変静かなのに残念です。釣りかけ車と交換したいくらい(笑)ですが軸距が違うためそれもままなりません。ギヤの設計か仕上げの精度が低いものと思われます。走り込ませてアタリを付けてやれば少しは良くなるでしょうか。
その他、床下器具はカツミのNo.3000(とりあえずそのまま)、連結器はクモハ、クハと固定編成を組むためエンドウのドローバーです。
これで下回りだけで自走可能な8連ができたわけです。異様な光景になるかも知れませんが明日あたり試運転してみます。
インサイドギヤは手持ち品です。30年以上前にどこかの模型店のジャンク販売で買ったもので、ビニール袋に入ったまま黄銅色の妖しい光を放っていました。
開封して驚いたのは、ジャンクとはいえ新品の売れ残りかと思っていましたが、ウォームに半田が付着していたり車軸ナットが1つだけ違っていたりと、完全な中古品であることがわかりました。とはいえギヤのかみ合わせなども問題ないようなので、そのまま組み立てを続行しました。
モーターはクモハ51013の換装にも使ったMCR3B00です。軸を7mmほどカットし、外径2.4mm(内径2.0mm)の真鍮パイプを介してウォームを取り付けますが、やはりモーター軸は半田が乗らないので、やすりで表面を荒らしたあと瞬間接着剤を塗ってウォームを叩き込みました。
前回はモーターの位置が低すぎたので、今回はスペーサーとして3mmナット2個と2mmスプリングワッシャー1枚を挟んでインサイドギヤに取り付けました。
台車は日光モデルのDT21で、このインサイドに対してはちょっと左右のガタが大きいようですが何とかいけそうです。
ここで仮配線して試運転をしてみたところ走りません。もしやと思って見直してみると、インサイドギヤの絶縁車輪の位置が逆になっていました。
既に台車枠をボルスターに固定した状態からバラすのは大変なのですが、仕方ないので分解して左右の車輪を入れ替えたところ、絶縁ブッシュよりもスパーギヤが大きいためショートしてしまうことがわかりました(下の写真)。だから左右逆についていたわけです。どこのメーカーの品かわかりませんが困ったものです。
原則に反しますが他に方法がないので、非動力側台車をクルッと回転させたうえでモーターへの配線も+-逆にしてちゃんと走るようになりました。下の写真でアース側のコードが不自然にねじれているのはそのためです。
しかしここでまた問題発生。クモハ51に比べるとギヤの騒音がかなり大きく走りも渋いのです。モーターの回転音自体は大変静かなのに残念です。釣りかけ車と交換したいくらい(笑)ですが軸距が違うためそれもままなりません。ギヤの設計か仕上げの精度が低いものと思われます。走り込ませてアタリを付けてやれば少しは良くなるでしょうか。
その他、床下器具はカツミのNo.3000(とりあえずそのまま)、連結器はクモハ、クハと固定編成を組むためエンドウのドローバーです。
これで下回りだけで自走可能な8連ができたわけです。異様な光景になるかも知れませんが明日あたり試運転してみます。