80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

115系0番代の製作(その1)

2009-12-06 01:41:52 | 中央東線方面
客車編成を仕立てる傍ら、数ある当鉄道の仕掛品のなかでも大物に属する115系0番代8連の組み立てにも着手してしまいました。

↑8両分のパーツがぎっしり詰まった引き出し

実車は中央東線の普通列車の電車化のため1966(昭和41)年に登場したもので、富士急線乗り入れに際し編成単位を3連とする必要から、登場当時は中間にサハを2両挟む面白い編成を組んでいました。モハ114は狭小トンネル対応の800番代です。

モデルも実物どおりの8連とし、一応次のような車号を決めましたが必ずしも現車をモデル化しているわけではありません。

↑松本
クハ115-177
モハ114-815(M)…>MPギヤ
クモハ115-15
サハ115-3
サハ115-16
クハ115-190
モハ114-806(M)…>カンモーター+インサイドギヤ
クモハ115-6
↓新宿

ボディはお馴染み小高模型の111系ペーパーキットで、クハの在庫が僅少だったことからクハ111を2両とモハ110を6両購入しました。別途「東海型前面」も購入してあり、モハのうち2両をクモハ化します。もう2両のモハは車端をWCに改造してサハ化します。

モハ114-806がカンモーターなのは、クモニ83又はクモユニ82(場合によっては両方)を併結した場合、MPギヤが2両だと駆動力が過剰になるためです。むろん本音は1万円以上もする走行ユニットを2両分調達する勇気がないだけですが…

クハ115の主要パーツです。8両とも側板にはサフェーサーを吹いてあります。


例によってなるべくキットオリジナルのイメージを尊重して組むことにしていますが、昨今のプラ完成品とのバランスなどを考え次のような変更を行います。
1) ドアを真鍮プレス製に交換(強度UPとHゴム表現)
2) 窓サッシをアルミテープで表現(同梱のプレスボードのサッシは桟が太いため)
3) 妻板を新製(同梱のプレスボードの妻板形状がビミューなため(^^;)

一方、床下は少し手を抜いてカツミや小高のプラ一体成形品を使います。
台車は日光モデル製でモハとクモハはDT21、クハとサハはTR62です。

上の写真ではすでに下回りが完成していますが、モハ114以外は他の車両も下回りだけ先行してほぼ完成しています。
あとは地道にボディを組んでいくだけです。

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