さて、クリスマスが終わると一気にお正月ムードですね。
今月はクリスマス直前まで、
成人式に向けて着付けスタッフへ振袖講習をしていました。
先日、オリンピックメダリストの振袖姿について、
「あれはないのでは?」
と、いう声を耳にしました。
着物の着付けはできない人でも、ダメなものは分かります。
コワいですね。
たしかにスポーツ選手の体型は着物向きとはいえないでしょうが、
その選手の、別の場面での着物姿は奇麗でした。
あきらかに着付した人の力不足であり、
またその着姿をOKとした人の見る目のなさが残念でした。
「人の数だけ着付けの数がある」
と言われる着付けの世界。
体型の違いによって補正が異なり、バランスがあり、
同じ着付けはないのです。
もちろん決まった手順はあるけれど、
上手くなるには、
ひたすら、お客様の着付けをたくさんさせていただいて、
失敗し、恥をかき、、、
そうしてやっと学び掴んでいくもの。
今、後輩や新人さんに指導するとき、
「ああ、私もここでつまづいたな」
などと思い返します。
「ああ、そういうことなんですね!」
と、発見や納得の顔をするのを見ると、
まるで昔の自分を見ているような気持ちになります。
スクールは別として、
仲間に教えるのが嫌いな着付師も多いようです。
ライバルでもあるのだから、
手のうちは簡単には教えられないの、よ~く分かります。
私の場合は、結構教えたがりみたいなんです。
これは講師ぐせ、でしょうね ^^);
教えたってすぐできるとは限らない。
私は、教えるそばからまたすぐ上に上がるゾ、
という気持ちになります。
技術は永遠の螺旋階段。
昇らなきゃ、見えないものばかり。
そんな気分のこのごろです。
(写真は公開画像より拝借しました)
今月はクリスマス直前まで、
成人式に向けて着付けスタッフへ振袖講習をしていました。
先日、オリンピックメダリストの振袖姿について、
「あれはないのでは?」
と、いう声を耳にしました。
着物の着付けはできない人でも、ダメなものは分かります。
コワいですね。
たしかにスポーツ選手の体型は着物向きとはいえないでしょうが、
その選手の、別の場面での着物姿は奇麗でした。
あきらかに着付した人の力不足であり、
またその着姿をOKとした人の見る目のなさが残念でした。
「人の数だけ着付けの数がある」
と言われる着付けの世界。
体型の違いによって補正が異なり、バランスがあり、
同じ着付けはないのです。
もちろん決まった手順はあるけれど、
上手くなるには、
ひたすら、お客様の着付けをたくさんさせていただいて、
失敗し、恥をかき、、、
そうしてやっと学び掴んでいくもの。
今、後輩や新人さんに指導するとき、
「ああ、私もここでつまづいたな」
などと思い返します。
「ああ、そういうことなんですね!」
と、発見や納得の顔をするのを見ると、
まるで昔の自分を見ているような気持ちになります。
スクールは別として、
仲間に教えるのが嫌いな着付師も多いようです。
ライバルでもあるのだから、
手のうちは簡単には教えられないの、よ~く分かります。
私の場合は、結構教えたがりみたいなんです。
これは講師ぐせ、でしょうね ^^);
教えたってすぐできるとは限らない。
私は、教えるそばからまたすぐ上に上がるゾ、
という気持ちになります。
技術は永遠の螺旋階段。
昇らなきゃ、見えないものばかり。
そんな気分のこのごろです。
(写真は公開画像より拝借しました)