イリスの色いろのお話

イリスのエレガンス★コミュニケーション blog
色彩・着物・ファッション・アート

もうすぐ!色彩検定

2010-06-25 23:28:43 | 色彩
6月27日は、AFT色彩検定日です。

私も色彩検定対策講座の講師をしていますし、
短大の授業も検定に対応した内容なので、
動向は気になります。

昨年、公式テキストが改訂され、
3級と2級のレベルに格差がついた気がします。
3級は比較的易しくなった、という印象をもっています。

就職氷河期といわれている昨今、
少しでも資格や検定を、と考える学校や学生が増えました。


色彩検定は国家資格ではなく、あくまで「検定」。

本当に実務に使える実力を磨く方が、
意味があるのは言うまでもありません。

しかし、若い学生には履歴書でアピールできる要素になるし、
それがき仕事の内容に関わるかもしれません。

可能性を広げるために、トライしてほしいですね。

教える側としては、
どうやったら受講生に理解してもらえるのか、
頭が痛いところも。

DSの開発者なら、さぞやおもしろい教材を作れるのでは?
一緒に開発できないものかしらん・・・?

また、ipadの出現で、
ますます電子書籍が注目されていますから、
カラーコーディネート関連書籍はすぐ出そうですね。

何はともかく、教え子たちには頑張って合格してほしい!!

緑のカーテン

2010-06-24 22:38:50 | 色彩
日差しが暑くなりました。

今年は、日よけとプライバシーを守る目的で、
寝室の窓のベランダでゴーヤの鉢植えを置いてみました。

一ヶ月くらいで随分育ちました。

写真入りブログはこちらへ

http://color-iris-wagokoro.seesaa.net/?1277386759


Sex & The City 2

2010-06-18 21:18:24 | 観劇・アート
高校時代の部活仲間と誘い合わせて、
話題の映画「Sex & The City 2」を観てきた。


前作の映画「Sex & The City 」が公開された時、
多くの男性にもストーリーを知られることになり、
私としては「女の秘密」にしておきたかったのに、
なんて思ってしまった。


さてさて、今回の「SATC2」の感想だが、、

不景気なニュースばかりの昨今、、
中東でのラグジュアリーなシーンは、
20代をバブルで過ごした私たちにはたまらない。

しかもそのきっかけは、
サマンサのかつての年下の恋人がスターになって、
「レッドカーペットを一緒に歩いてくれないか」と、
律儀にも恩返しすることから始まっている。

しかし、後半は意外な展開に。


キャリーが旅先のアブダビで、偶然昔の恋人に出くわす。
当然、「食事でも」することになる。
そこで別れ際にはずみのようにキスをしてしまう。

そのあとだ。

キャリーは、なんと、
夫ビッグにそのことを電話で報告してしまうのだ。

「え~、なんで???キスくらいのことでわざわざ?」
(しかも、アメリカでしょ?)
と思ってしまう。


彼女は、子供をもたないつもりのふたりだからこそ、
嘘はつきたくない、と、
友人たちの反対を押し切って夫に言ってしまうのだ。

この言動は繊細すぎるよね。

これは私たちがアメリカ女性を偏見でみていたということなのかしら??

「何でいっちゃうのよね~?!」
という主婦の友人の言葉を聞きながら、

私は思った。


子供をもたない夫婦が、ずっ~とふたりだけで生活する。
ということは、
それ相応の覚悟がいるのだ。


自立したふたりだから、
経済的理由などでは一緒にいる必要性はない。
中途半端な関係なら、いっそ、ない方がいい。
(少なくとも、キャリーはそう思う女性)

真の人間関係をつくらなければ、
人生そのもがまやかしになってしまう。


それにしても、このキャリーにしてこの夫あり。
さすがハリウッド。
夫ビッグから、ウルトラかっこいい返しがあった。

あまりの理想の夫出現に、「素敵!」とはおもいつつ、
現実を思うと、
やはりスクリーンの中だからね~と、自身に言い聞かせるしかない。


SATCは女の子同士で観なくちゃね、と思っていたけど、
どうぞ、世の男性諸君、
女心のお勉強にいらしてくださいな。











カフェ ありか

2010-06-14 21:23:24 | 
せっかく京都へ行ったのだから、と、
29歳の友人が経営している「カフェ・ありか」
へおじゃましました。

若くして会社を興し、えらい人だと思っていたら、
その会社は人に任せてしまい、
昨年京都市内に「カフェ・ありか」をオープンしました。


現在オーナー一人でがんばってます!



三年ぶりの再会!

閑静な住宅街にあり、地域密着ですね。
とっても落ち着けます。

写真付きはこちら
http://color-iris-wagokoro.seesaa.net/?1276518050

キトラ古墳壁画の四神

2010-06-11 21:49:43 | 色彩
奈良の飛鳥資料館で、キトラ古墳の壁画の特別展示を鑑賞してきました。

写真はこちらで 
http://color-iris-wagokoro.seesaa.net/?1276260765

陰陽五行説では、方位や季節、人の体の部位なども色と関連があります。
東の青龍、西の白虎、北の玄武(黒)、
そして今回は南の朱雀(赤)が初公開されるというので、
カラーコーディネート教室の受講生の方お二人と参りました。


本や人の話だけでの勉強は、実力になりません。
本物の色を見る、感じる(観じる)ことが、何より大事だと思います。

もともと古墳好きだったとか、そういうわけではないので、
理解は浅いのですが、
当時の高貴な方の風習や、
唐や高句麗の流れをくんだ絵師が何を思って描いたのか、
少しでも触れてみたいな、と思いました。


タクシーの運転手さんの話では、
キトラ古墳は、長老たちが子供の頃は自由に出入りして遊び場だったとか。
高松塚古墳の壁画が話題になって、
「あ、それならうちにもあるよ」、ってなったそうです。
現在は建物があって見えないのですが、
裏手でビニールシートで覆われていました。

なんだかすごい話ですよね。
その後、文化庁は管理体制に問題があったとして、
かなり批判されたのは周知のとおりです。

残念ながら、やはり土砂や湿気でぼろぼろの部分も多かったですが、
赤外線カメラのおかげで、当時の姿を再現することはできます。

朱雀の絵を見ていると、
手塚治虫氏の火の鳥が連想されます。そっくり!


土曜は夜九時まで開館しており、
夜は朱雀をかたどったライトアップが見られました。

明日香は山の景色も美しく、いろんな伝説があるので、
また訪れたいです。