イリスの色いろのお話

イリスのエレガンス★コミュニケーション blog
色彩・着物・ファッション・アート

紫の花

2009-09-12 18:33:07 | 
色彩deハッピーコミュニケーション
http://color-iris-wagokoro.seesaa.net/index.html

日ごとに涼しくなり、秋になったな~と思います。

我が家の門の脇にある鉢植えが満開です。
細長く伸びた茎のさきには、青紫の小花の群れ。
小さな5枚の花びらそれぞれが、白く縁取られていて、
とっても可憐な花です。

二枝切って、玄関に飾ってみました。

偶然、花瓶の色は水色に紫色が入ったものだったので、
よく合いました。

和風な我が家にぴったりです。

月下美人~一夜限りのいのち

2009-07-21 10:25:21 | 
母が、「これ、今夜咲くわよ!」と、

玄関ポーチから、「月下美人」の鉢植えを家の中に持ってきました。

つぼみが二つ、ふっくらとして、いかにも重たげ。

甘~い香りが漂ってきます。


はてさて、その夜。

外食して8時30頃に戻ってきたら、7分咲きくらいになっていました。

一時間後くらいには満開状態。

大きな白い花くびを、しっかりもたげて咲いています。

吸い込まれるように、しばらく見とれておりました。

一度寝たものの、

夜中の2時半くらいに目が覚めたので、起きて見にいくと、

すでにしぼみかかり、下の方の花は床につきそうでした。

翌朝にはすっかり閉じて、しおれていました。。。

あれは、夢?と思えるくらいの変わりよう。

もう一度、咲きそうにも見えるのに、本当に一晩だけのいのちでした。

それにしても、この花は、

母が気がつかなかったら、誰にもみられずにひっそりと、

外で咲いていたのかもしれない、と思うと、なんとも切ない。

人間は寝静まり、見ているのは、お月様だけ。

月下美人、とはよく名付けたものです。


大藤まつり

2009-05-05 17:54:35 | 
栃木県の「あしかがフラワーパーク」の‘大藤まつり’へ。

藤というと、幼稚園にあった藤棚を思い出します。
毎年、五月には下がった藤の花を見るのが楽しかった!
今思えば小さな藤棚だったのでしょうが、
子ども心には大きくて、奇麗な藤の花が印象に残っています。

GW最中の3日、よく晴れて気分も上々。
さすがに人も多くてちょっと歩きづらいのが難点でした。
日本人て、お花が好きなのね~。

園内は思ったより広く、
藤だけでなく、サツキも色とりどり見事だし、芍薬(しゃくやく)も奇麗でした。

目当ての大藤はさすがに見事で、人だかり。
日射しを和らげてくれるので、藤棚は駐車場の屋根とかによさそう!


白藤のトンネルを歩くのも気持ち良かったし、黄色の藤って初めて観ました。


花の苗木や鉢も販売しており、自宅用にクレマチスとミニバラ、あと、
葉っぱが緑と白で、黄色の星形の花が可愛いものを買いました。
(名前が思い出せない。コンコロネ、みたいな・・・)

藤の苗木を手にしている方を見かけると、
「いいな~。広~いお庭があるのね。」と、うらやましく思えました。

我が家は、生け垣と、ほんの少しのスペースしかがないので、
藤は鉢植えの小さなものでないとムリです。

花のある暮らしは豊かな気持ちにさせてくれます。
家でも庭いじりをもっとしようと思いました。

庭の紫陽花

2007-07-16 20:39:35 | 
梅雨はうっとおしいもの、と思われがち。
そんな時期、街角で紫陽花を見かけると、ほっとしますね。

紫陽花は、雨にぬれると、一層美しい。
駅への道すがらなんとなく眺めてみると、1軒1軒、その家ごとに、
赤み、青み、濃淡など、微妙に色みが異なります。

我が家にも、紫陽花が何本か咲いており、
淡い水色や、濃い紫の花を咲かせています。
母は、他の家に咲いているピンクの方が華やかでいい、と言うのですが、、、
私は、我が家の紫陽花も、爽やかでいいじゃない、と思います。

休日に、傘をさしながら郵便受けを覗くついでに、
「かわいいね」と心の中でささやいて。
紫陽花の似合う女性は、きっと、涼やかで、控えめな、
浴衣の似合う大和撫子でしょうね。

エレガントなキャスケードブーケ

2006-11-03 11:32:33 | 
秋はブライダルシーズン。各地で幸せな花嫁さんたちが誕生していることでしょう。
そこで、ブライダルブーケをひとつアレンジしてみました。
愛らしいフレッシュな花嫁さんなら、ラウンドブーケもお似合いでしょうけれど、
私の好みは、なんといってもキャスケード。
流れるような逆三角形をベースとしたシルエットです。

淡い紫と白の薔薇で、ひたすら繊細でエレガントなブーケ。
控えめで、優しい、清楚な花嫁さんにお似合いです。

「権田さんのブーケは僕が作ってあげるからね!」と、
先生に言っていただきながら、すでに7年が過ぎ・・・
自分で持つのはいつのことやら???



秋の花かご2006

2006-10-30 21:22:05 | 
色とりどりの秋にふさわしい花材で、自然な花かごをつくりました。
秋の色、と聞いてどんな色を思い浮かべるでしょう?
東洋では古来より、秋の色は「白」とされていましたけど。

今回のアレンジは、太い蔓で編んだ籠に、可憐な白い花と、
トルコ桔梗などの紫系の草花、ねこじゃらしの中に赤い実が覗いて実りの秋を感じさせます。

里山を散策しながら、
摘み集めた草花を持ち帰ったようなイメージ。
このような、少しワイルドな?さりげないものが好きですね、私。

季節の草花を、お部屋や玄関で楽しまれてはいかがでしょう?




初秋のブーケ~カーネーション

2006-09-02 20:33:30 | 
まだまだ暑い時期。お花にとっては過酷な環境です。
そこで今回はわりと丈夫なカーネーションのラウンドブーケを。

カーネーションて5月の母の日になると赤やピンクでアレンジや鉢植えが出回りますよね。
実は、あんまり好きではないんです。
しかし、このたび使用したのは、紅茶のような赤みの茶色や、オレンジ、グリーン、白。
ハーフトーンで優しい色合いが、とっても気に入りました。
ブラウン系のラッピングで、ますます秋色!
ちょっと大人のウエディングシーンにいかがでしょう?


アンダルシアのブーケ

2006-04-30 11:23:06 | 
ホリエモン保釈のニュースで賑わった次の日。六本木ヒルズのすぐそばのお花屋さんでレッスンです。

今回は、真っ赤な薔薇を2種類使って、キャスケードスタイルのブーケを作りました。
アンダルシアは、花びらが開いているし、細い首先はラインがとっても繊細。ユニークな表情が出ます。
いわゆる、「薔薇でございます。」みたいな感じにならないのが、いいですね。深紅の薔薇も凛とした感じに組み合わせました。
赤いブーケは、赤いドレスばかりでなく、真っ白なドレスに映えるでしょう。ヘッドドレスと一緒にチェンジすれば、立派なお色直しになります。明るく活発で、前向きな花嫁さんに似合うでしょう。

これまであまりブーケをやっていなかったので、中高の表情がうまくだせず、仕上がりとしては失敗です。
メイクアップでいえば、お鼻が低くみえる、みたいな。美の基準には共通性があるのですね。

余談ですが、帰りがけに立ち寄った六本木ヒルズ内のブティックでのこと。
3月に私のサイズは在庫切れと言われて、あきらめたスカートを発見!この店舗にも問い合わせてもらっていたはずなのに、どういうことでしょう?いぶかしく思いつつ、やはり、私に着てほしいのネ、と、ついでにトップスも合わせてGETして帰りました。
そしたら、なんと、その夜のTVドラマに出ていた若い女優さんが、その同じスカートをはいているではありませんか!
こんな、ダブルでシンクロ起きて、ちょっとコワいかも。
それにしても、あんなに若い子と同じスカートはいてもいいものかしら・・・?

春の花かご

2006-04-11 10:44:09 | 
月1度のお花のレッスン。大手のスクールとは違った、個人レッスンが魅力で通っています。
場所は六本木のお花屋さんなのだけど、看板も無く、ただ、木が茂って、草もの盆栽が無造作に並んでいるような、花屋とはすぐ分からない店構えです。

さて、器とテーマを与えられたら、自分でイメージをふくらませて、お花を選び、生け込みします。
3月終わりのレッスンは、かごにオアシスを用いて、花摘みに行ってきました風に、とのこと。
そこで、ユキヤナギと、淡い色の薔薇をふんだんに使い、パンジーなど紫系でちょっと色を締めてみました。
仕上ってみると、まるで無垢で可憐な少女が摘んだかのようです!
(いやいや、私にもそんな所が残っているということです)
先生からは、「かわいい!いいね~、これまでで一番いいんじゃないの?」とお褒めいただきました。
通い始めて、かれこれ8年くらいたちますが、とくにカリキュラムなどがあるわけではないのだけれど、続けているうちに何かつかんでいるものですね。
ちょっと進歩を感じた春先でした。



新春の花生け

2005-01-02 14:40:40 | 
1月1日を迎えるリズムが年々早く感じます。

今年のお正月の花生けは、竹に若松と紅白の椿。
我が家の玄関に飾ります。

松葉を短めにびっちり植えたのがちょっとモダンでいいでしょ。

花の稽古は4年くらいになるけれど、
初年度の正月は竹の器に老梅を与えられ、
先生に大笑いされるくらいできませんでした。

今回は、だいたいこんな感じでやってみたら、
というアドバイスのみ受けて、あとは自由にやらせてもらいました。

何せスタートがひどかったので、
先生も「うまくなったね~」とにやにや。

「今年こそ!」と毎年念じることはあるけれど、
花のように、
競わず、あるがままに自然に咲き、
人に愛でられながら生きられたら、と思います。