日曜日は、11月最後の七五三の着付けをさせていただきました。
お母様がお持ち込みになった着物一式を点検していて、
「おや??」と思いました。
帯揚げの色があまりに鮮やかな紅色で、
素材も綸子ですから、光沢がありました。
年齢的に少々難しいな、と思いました。
着物自体は、裾濃の紫なので、
もっとお年を召されても着られるものです。
帯締めは黄緑と紅色の染め分け。
草履とバッグはオレンジとクリームのグラデーション。
重ね衿だけは、紅色の衿がついているところへ、
抹茶色の半襟を上からかぶせて縫い付けてありました。
(本来は、重ね衿自体を取り替えるのですけど)
おそらく20代で揃えたものだったのでしょう。
さりげなくお訊きすると、
ご本人のものではなくて、ご親戚のものとか。
余計なことは言わない方がいいのは分かっているのですが、
今後もお召しになることを考え、
失礼にならないよう気を遣いつつ、、
「これから長く着ていただくことを考えると、
帯揚げをもう少し渋いお色目にされるとよいですよ。」
と申し上げました。
その日は撮影に着物の持ち主であるご親戚もみえたので、
「どういう色にしたらいいのかしら?」
というご相談にものりました。
めったに着物を着る機会のない昨今、
うっかりすると20年も前に誂えたまま持ち越されてしまいます。
さすがに着物でも、色合わせで年代が感じられてしまうので、
買いそろえたままのコーディネートではなく、
新たに小物だけは買い足すとか、
お手持ちの小物の中から、
もっと現代に合うものがあるかもしれません。
せっかくの着物、小物次第でなが~く楽しまれてほしいですね。
お母様がお持ち込みになった着物一式を点検していて、
「おや??」と思いました。
帯揚げの色があまりに鮮やかな紅色で、
素材も綸子ですから、光沢がありました。
年齢的に少々難しいな、と思いました。
着物自体は、裾濃の紫なので、
もっとお年を召されても着られるものです。
帯締めは黄緑と紅色の染め分け。
草履とバッグはオレンジとクリームのグラデーション。
重ね衿だけは、紅色の衿がついているところへ、
抹茶色の半襟を上からかぶせて縫い付けてありました。
(本来は、重ね衿自体を取り替えるのですけど)
おそらく20代で揃えたものだったのでしょう。
さりげなくお訊きすると、
ご本人のものではなくて、ご親戚のものとか。
余計なことは言わない方がいいのは分かっているのですが、
今後もお召しになることを考え、
失礼にならないよう気を遣いつつ、、
「これから長く着ていただくことを考えると、
帯揚げをもう少し渋いお色目にされるとよいですよ。」
と申し上げました。
その日は撮影に着物の持ち主であるご親戚もみえたので、
「どういう色にしたらいいのかしら?」
というご相談にものりました。
めったに着物を着る機会のない昨今、
うっかりすると20年も前に誂えたまま持ち越されてしまいます。
さすがに着物でも、色合わせで年代が感じられてしまうので、
買いそろえたままのコーディネートではなく、
新たに小物だけは買い足すとか、
お手持ちの小物の中から、
もっと現代に合うものがあるかもしれません。
せっかくの着物、小物次第でなが~く楽しまれてほしいですね。