ご存知でしたか?2月10日は「太巻きの日」なのですって。
お寿司の太巻きじゃなくて、、、
きものの世界では、絹物を「呉服」と呼ぶのに対して、
綿や麻、ウールを「太巻き」
というのだそう。
「太巻き」は、糸がそもそも太いので、
反物は絹と同じ長さでも、太さは倍くらいになります!
だから太巻き~♪
「呉服屋」さんはよくありますが、
「太巻き屋」さんてみかけませんよね~。
でも、家庭で着る普段着のきものと言えば、太巻きがいいです。
絹と違って、洗えるものばかりですから惜しげ無く着られます。
私もよく考えたら、
着物の入門は太巻きでした!
そこで、中学~高校時代に、
冬休みになるとよく着ていた
ウールのアンサンブルを、
箪笥の奥底から引っ張りだしてみました。
虫食いもなく、今でも着られます~♪
これを着て、高校3年生のとき、
湯島天神に合格祈願の初詣に行ったっけ。
太巻きの魅力は、きものを身近に感じられる事。
私の友人に着付けの講師で、
普段からきもので生活している人がいますが、
綿や麻のきものをよく着ていました。
礼装用のかしこまった着物と違い、
太巻きに半幅帯でちゃちゃっと着ている人は、
きものが根付いた人、見るからに着慣れた印象を受けます。
個人的には、やはり絹!絞りや綸子に萌えますが、、、^^);
太巻きにはやはり何か、懐かしい温かみを覚えます。