イリスの色いろのお話

イリスのエレガンス★コミュニケーション blog
色彩・着物・ファッション・アート

没後120年ゴッホ展

2010-12-22 19:39:31 | 観劇・アート
「没後120年ゴッホ展」(19日終了)を観ました。

ゴッホがゴッホになった系譜がわかる展覧会でした。
ゴーギャンと一緒に暮らした当時の部屋が、
原寸で再現されていたのが興味深かったです。
(とっても狭くて簡素でびっくり)

ゴッホはたくさんの習作を残していて、
先人から学びとろうとする意欲を多いに感じました。

そして、点描画法で有名なスーラの絵画も展示されていました。
点描は、色の混色の原理を応用した手法です。

ゴッホは、スーラを尊敬していたとのことですが、
さらにオリジナリティを加えているところがすごいです。
スーラの静謐な画面と違い、
ゴッホはもっと生命を感じるような、
躍動感のある仕上げになっています。

また、ゴッホは独自に色彩を学んだそうで、
実際に読んだという色彩論の書物が陳列されていました。
ガラスケースの中にあり、
めくって見られなかったのが残念でした。

ゴッホの色使いといえば、補色使いのものが多くあります。

例えば、「アイリス」もそのひとつ。
黄色を背景に、アイリスの花の色は、本来は青紫だった。
今は青っぽく見えますが、
実際はもっと紫に近かったのが退色して今の色になっているとか。

そうやって、本来描いた色を想像しつつ鑑賞し、
自画像の前では、ゴッホの生涯に思いをはせてみたり・・・
美術館て、大人になるほどおもしろいですね!!


ブルーノートにてkeiko Matsui

2010-12-21 18:38:06 | 観劇・アート
先日、久しぶりにブルーノート東京へ行って参りました。

出演はコンテンポラリー・ジャズピアニストの
Keiko Matsuiこと、松居慶子さん。

http://www.bluenote.co.jp/jp/artist/keiko-matsui/

彼女の音楽はスピリチュアルで、宇宙を感じさせてくれます。
アメリカをベースに世界中で活動されていて、
その才能と行動力、女性としても魅力的な方ですね。

ステージは、クリスマスソングも交えて構成され、
お客との一体感もまた格別で、楽しかった!

さて、近くの席のお客様の中で目を引いたのは、
裕福オーラのマダムグループ。

おそらく、keikoさんのお母様と、
そのお友達とお見受けしました。

黒とくすんだ金のコンテンポラリーな図柄の着物や、
真っ赤なジャケットをお召しの方もいらっしゃいました。

この年代のお洒落なマダムの貫禄にはかなわないですね。

お食事も美味しかったし、ライブっていいな~。
Keikoさん、素敵な夜をありがとう!
3日間お疲れさまでした!

大人が楽しめるブルーノート、また行きたい!

初詣の願いを祈りに

2010-12-13 12:14:29 | Weblog

今年もあとわずか。
お正月といえば初詣。

普段はあまり神社へ行かない人でも、
お正月だけはお参りする人が多いと思います。
皆さんはそこで、どんなことをお願いしていますか?
またはお祈りしていますか?

自分を満たすための「お願い」から、
神様も乗れる 「意」 「乗り」、祈りへ変えてみませんか?

「願いが祈りへ」
http://www.async.ne.jp/cosmic/inori/


『新刊『初詣の願いを祈りに』
環境意識コミュニケーション研究所; 初版版 (2010/12/10)
ISBN-10: 490456412X
ISBN-13: 978-4904564127