「没後120年ゴッホ展」(19日終了)を観ました。
ゴッホがゴッホになった系譜がわかる展覧会でした。
ゴーギャンと一緒に暮らした当時の部屋が、
原寸で再現されていたのが興味深かったです。
(とっても狭くて簡素でびっくり)
ゴッホはたくさんの習作を残していて、
先人から学びとろうとする意欲を多いに感じました。
そして、点描画法で有名なスーラの絵画も展示されていました。
点描は、色の混色の原理を応用した手法です。
ゴッホは、スーラを尊敬していたとのことですが、
さらにオリジナリティを加えているところがすごいです。
スーラの静謐な画面と違い、
ゴッホはもっと生命を感じるような、
躍動感のある仕上げになっています。
また、ゴッホは独自に色彩を学んだそうで、
実際に読んだという色彩論の書物が陳列されていました。
ガラスケースの中にあり、
めくって見られなかったのが残念でした。
ゴッホの色使いといえば、補色使いのものが多くあります。
例えば、「アイリス」もそのひとつ。
黄色を背景に、アイリスの花の色は、本来は青紫だった。
今は青っぽく見えますが、
実際はもっと紫に近かったのが退色して今の色になっているとか。
そうやって、本来描いた色を想像しつつ鑑賞し、
自画像の前では、ゴッホの生涯に思いをはせてみたり・・・
美術館て、大人になるほどおもしろいですね!!
ゴッホがゴッホになった系譜がわかる展覧会でした。
ゴーギャンと一緒に暮らした当時の部屋が、
原寸で再現されていたのが興味深かったです。
(とっても狭くて簡素でびっくり)
ゴッホはたくさんの習作を残していて、
先人から学びとろうとする意欲を多いに感じました。
そして、点描画法で有名なスーラの絵画も展示されていました。
点描は、色の混色の原理を応用した手法です。
ゴッホは、スーラを尊敬していたとのことですが、
さらにオリジナリティを加えているところがすごいです。
スーラの静謐な画面と違い、
ゴッホはもっと生命を感じるような、
躍動感のある仕上げになっています。
また、ゴッホは独自に色彩を学んだそうで、
実際に読んだという色彩論の書物が陳列されていました。
ガラスケースの中にあり、
めくって見られなかったのが残念でした。
ゴッホの色使いといえば、補色使いのものが多くあります。
例えば、「アイリス」もそのひとつ。
黄色を背景に、アイリスの花の色は、本来は青紫だった。
今は青っぽく見えますが、
実際はもっと紫に近かったのが退色して今の色になっているとか。
そうやって、本来描いた色を想像しつつ鑑賞し、
自画像の前では、ゴッホの生涯に思いをはせてみたり・・・
美術館て、大人になるほどおもしろいですね!!