イリスの色いろのお話

イリスのエレガンス★コミュニケーション blog
色彩・着物・ファッション・アート

カラフル小物で楽しさ倍増!

2013-04-29 19:18:44 | ファッション

ゴールデンウイークに入り、いかがお過ごしでしょうか。

長年のクライエントであり、友人でもあるSさんと銀座へお食事に行きました。

帽子とバッグはお揃いで、
友人のデザイナー、ヒナゲシ・ヒイロさんのものです。

オレンジ、イエロー、ターコイズは、私の大好きな色です!
これに合わせて、インナーもターコイズブルー。

行き先は銀座、そして目上の方とお会いするので、
紺のジャケットと、折り目のついたきちんと感のある白パンツ。

さらにライトブルー&イエローのシフォンストールで柔らかさもプラス。

カラフルな色合いは、気持ちもアガルし、
会う人を楽しませますね。

Sさん、会うなり、
「まぁ~、素敵!遠くから見てすぐ分かったわ!」
と大変喜んでくださいました。

いつもベーシックな色の服ばかり、無難になっちゃうという方は、
カラフル小物で、ちょっぴり遊びゴコロを楽しんではいかがでしょう?

ジエルネイル・白とピンクのマーブルフレンチ

2012-05-16 22:18:14 | ファッション
久しぶりにカルジェルサロンに行きました♪


いろんなジェルがありますが、

やはり私はカルジェルが好きです。


白とピンク、と色だけ決めて行き、

見本にありました2種類のマーブルフレンチの中間的な色を選びました。


一番濃いピンクはコーラルピンク。

私の大好きな色です^^)/



見本はシルバーのラメラインを引き、ストーンも飾ってありましたが、

着物に合わせる都合もあったので、

今回はなじませる感じでライン無しにしました。


女性らしくて、ぱっと華やいだ雰囲気になりますね。



週末にはカラーコーディネートの元生徒さんの
披露宴に出席予定なので、今から楽しみです!

お呼ばれされたら、準備もお祝いのうち!

2012-05-09 21:13:51 | ファッション

元カラーコーディネート教室の生徒さんの披露宴が近づいてまいりました。

私もお支度の準備をすすめておかないと、、、と、

かんざしを求めに行くと、

和装コーナーにあるフォーマル用のかんざしは、

パールをあしらった似たようなものしかなく、

ちょっと気に入りません。



いかにも和でなくて、ちょっと素敵な感じのものを、
と探しておりましたら、

銀座三越でNew Yorkのデザイナー 、

colette malouf (コレットマルーフ)のヘアアクセを見つけました。

https://www.facebook.com/colettemalouf.jp



繊細なワイヤーワークのお花は微妙なアーチを描き、

ハンドメイドの良さが光ります。


陳列されているのを見たときより、

店員さんが髪にさして見せてくれたら、格段に映える!



で、即決♪



帰宅途中、家の近所の美容院で、

ヘアアップのリハーサルをしました。

こちらは私の母が通っている美容院で、着付けの評判も良いです。

ご近所の口コミほど確かなものはありませんからね^^)


七五三や成人式でも、

必ずリハーサルをしてから本番を迎えるそうで、
丁寧な仕事ぶりはなお、安心です♪



こうやって、予定に合わせて何を着ていこう、

どんな髪型にしようかしらって考え、準備するのは、

面倒くさい、というご意見もあるようですが、、、



相手へのお祝いの気持ち、と言い訳(?)しながらおしゃれするのって、

女の一生のうちの大いなる楽しみで、はありませんか?



「面倒くさい」からは何も生まれないですもの☆

「安いから」ではなく、「信頼」に応える仕事を

2012-05-05 13:25:52 | ファッション
5月3日は雨の中、代々木八幡のフォトスタジオ・nipapoにて、
知人の日本文学者のS先生の着付けと、ポートレート写真撮影でした。
http://www.nipapo.jp/



S先生は大手出版社からご著書の出版を予定しており、

本に掲載するプロフィール写真、

また今後予定されているインタビュー記事などに使える写真も撮りたいとのことで、

和服を2セットご用意されました。



長着はいずれも雅な淡いピンク系。

誂えたばかりの有職文様の袋帯は、はんなりと上品で、軽くて締めやすい。



やはり初卸しの帯締めは、

東雲色に金を組ませた精巧なもので、これも組める職人さんは少ないそう。



高価でデリケートなお品物を扱うときは、

私も絹の手袋をはめて準備します。

(こういうちょっとした気遣いは、お客様から喜ばれ信頼されますね!)



カメラマンは、石原裕次郎さんはじめ、

芸能人を数多く撮られ、受賞歴も多数のベテラン・武内俊明氏。



着物を見て、背景色に若草色を選ばれました。

こまめにライティングの調整をし、モニターで確認しながら進めます。

さすが武内カメラマン、リードが上手!



先生もモニターをご覧になりながら

「楽しい~♪」と上機嫌。



実は仕事に厳しいS先生、感情表現が豊かな分、

お怒りになれば、それはそれはコワい方でもあります^^);



さて、着付けも気に入っていただけて、

撮影も順調で、童女のような先生の魅力を引き出せました!



nipapoでの撮影料は決して安くはありませんが、

私を信頼して撮影を決めて下さったS先生、

またそれに応えて下さった武内氏に感謝です。



先日、激安の高速バスの事故のニュースがありましたが、

価格競争と効率だけを重視した経営は、

やはり破綻していくと思います。



見合った対価をきちんと払う姿勢のお客様と長くお付き合いしたい、

そのの信頼に応える仕事をしていきたい、

とつくづく思うのでした。

「着付けのおばちゃん」と呼ばれたくない、呼ばせない!

2012-04-21 21:30:59 | ファッション
「着付けのおばちゃん」と呼ばれたくない、呼ばせない!


このたび、プロ着付けレッスン講師をすることになり、打ち合わせへ。

アントワープブライダル

社長も着付師の会社です。

「●○着付け学院で講師をしていました」
という人でも、
技術チェックをパスしてすぐ現場に出せる人は少ないのが現実。

ここはプロの着付師を育てる場として特化していますので、
誰でも入学させるわけではありません。

着付師は、お客様の特別な日、晴れの装いのお手伝いをする一員。
ヘアメイクさんと共に美を創造する意識と、
サービス業としての接客マナー、
第一にプロとしての印象が大事だと話が盛り上がりました。


「着付けのおばちゃん」
と呼ばれたくない、呼ばせない!
で、ヒートアップした会談となりました。


写真はサロンにいた社長の愛犬・ヒメコとキスケ。
カワイイでしょ♡手触り抜群の毛並みです!

遊んでほしそうだったけど、ごめんね~。また今度ね!

いまどきの女子。クラスもいろいろ。

2012-04-18 21:06:13 | ファッション
カラーコーディネートを教えている短大の駐車場は、
桜の花びらが散って、うっすらピンクの絨毯になっています。

ここ、高崎は、なんだかのんびりとした空気が流れています。
山が見えて、畑も点在する中に校舎はあります。
毎週、小旅行気分です。

先週のオリエンテーションから、今日は第2回目の授業。

専攻ごとに、クラスの雰囲気が全く異なるのがおもしろい。

「ホテル・観光」コースは、
フレンドリーで反応が早く、双方向の授業が成り立りますが、

「医療事務」コースは、
大人しくて表現も控えめなので、
最初は、「つまらないのかな・・・」と焦りました。

でも、勉強する姿勢はもっともあり、
とてもシャイなタイプの子が多いことがわかってからは、
こちらもそれに合った対応に変えました。

「ファッション・ビューティ」コースは、波があり、
ちょっと興味なくすともう、
寝ちゃう子とか、内職する子がでてきます。

今日も携帯を預からせてもらいましたが、
こちらが「ちゃんと見てるよ~。やるのよ!」
とあきらめずにサインを送り続けると、
段々とこちらに向いてくれます。

なんだかんだいって、皆、それぞれかわいいです。
多様な学生にもまれることで、私も成長できますもの。

さて、学校側は、なるべく多くの学生達に色彩検定受験を勧めていまして、
私の授業内容もそれに見合ったものになります。

私としては、
「楽しく学んで、ついでに受けたら合格しました!」
というのが理想です、、、。

なので、試験には出ないけど、
ちょっとおもしろいかな、と思う色の話も織り交ぜつつ、
大学からのミッションも果たしましょう、
という感じです。

平和讃歌と歌姫・新南田ゆりさん

2012-04-09 19:48:59 | ファッション
4月8日、お釈迦様の誕生日。
王子のさくらホールにて行われた【オーケストラで歌う 二つの平和讃歌】に、

中学の同級生・新南田(旧姓・笠原)ゆりさんが、
ソリストとして出演されました。

第1部のカンタータ「この灯を永遠に」は、作曲家・安藤由布樹先生によるもの。

故・山本達雄さんが、広島から星野村に原爆の火を持ち帰り、
原爆で亡くなられた多くの人々の供養と恨みの火として、
密かに灯し続けられていた物語。

昭和43年からは星野村役場が永遠の平和への道標として守る事になり、
その火は全国各地に分火されています。

おじいちゃん(山本達雄)が、
孫に原爆のむごさを語る形式で物語は進行します。
話を聴いて、「アメリカをやっつけよう!」
と泣きじゃくる孫達に、
「恨んじゃいけない。その報いはまた、子どもや孫が受けることになる」

主人公・達雄の祖母役が、同級生のゆりさん。
重いテーマですが、
彼女が歌うとぱっと和み、優しい空気に変わります。

役どころから、着物で舞台に立つ事になり、
彼女はご自分のお母様の着物で登場しました。

その着物は、やはり同級生の営む呉服屋・「つむぎや」さんで求めたものでした。
「つむぎや」さんの先代の女将さんは、すでにお亡くなりになっていますが、
ご自分のコーディネートした着物がオペラの衣装になるとは、
思いもよらなかったでしょう。

ゆりさんからご招待を受けた、
現社長の同級生N君は、この日のために羽織を新調。

「着物を来てオペラに行こう」と、N君に誘われた私も、
「つむぎや」さんで求めた有職文様の訪問着、最も好きな一枚です。

ゆりさんと私は、中学一年の時同じクラス、仲良しグループの一員でした。
私の彼女の印象は、「利発で、ぴかぴか☆」な感じ。
他のお友達にはない魅力をもっていました。

ゆりさんが、お姫様のようなドレス姿で、
芸大のオーケストラをバックにピアノを弾いたのを、
上野の文化会館へ聴きに行ったことを、今でも鮮明に覚えています。

ですから、音楽で身を立てられたことには何の不思議もありません。

でも、HPで彼女のプロフィールを読み、びっくりしました。
ご家庭の事情で、ご本人は音大の進学は考えていなかったけれど、
周りのススメで受験を決め、独学で桐朋音大へ入学、とありました。

ゆりさんのご自宅にも遊びに行き、上品で優しいお母様に接し、
「ああ、ゆりちゃんて、なんて愛されているんだろう」
と、私は子どもながらに感じたものです。

その後、お父様がお倒れになり、
彼女が家事全般を引き受けながら高校生活を送っていたなどとは、
思いもよりませんでした。

そうはいっても、やはり本当に才能ある人を、
周りはほっとくわけないですね。
いつも誰かの後押しや応援があり、
ご本人も、ひた向きに努力してこられたのですね。


時を経て、歌姫として舞台に立つゆりさんは、
あいも変わらずきらきらと輝いていました。


このオーケストラのコンサートマスターのヴァイオリンは、
かの陸前高田の流木から創られたものだそう。
順次、被災者支援のために演奏される、第一番目でもありました。

いろんな意味で、意義深いプログラムを聴きにこられたのも、
着物がとりもつご縁でした。感謝。

美しすぎる薬剤師さん?!

2012-03-23 17:15:24 | ファッション

先週から袴の着付けオーダーをたくさん頂いております。

本日は、お坊ちゃま&お嬢様が通われることで有名な大学の卒業式がありました。

朝6時半より、スタジオnipapo(ニパポ)代々木八幡店にて、
薬学部をご卒業のお嬢様の着付け&撮影。

なんとミスにも選ばれたことのある、色白の超美人さん!
石田純一さんも担当するヘアさんが仕上げた、令嬢スタイルが似合い過ぎます。

もともと小柄な方ですが、
国家試験を突破するために猛勉強したため、
さらにやせてしまわれたそうで、
私がこれまでに着付けしたお客様の中で、最も腰の細いお方でしたね。


普段はCM広告などを手がける竹内カメラマンも、
「カメラ慣れしている」と褒めていました。

お顔の披露ができないのが残念ですが春からは、

「美しすぎる薬剤師」

としてご活躍が期待されます!^^

「虎屋のお雛様」展へ

2012-03-04 16:08:38 | ファッション


去る3月3日上巳の節供(句)、雛祭りにちなみ、
根津美術館にて開催中の「虎やのお雛様」へ、生徒さんも誘って参りました。

虎屋14代目店主が明治30年に生まれた愛娘のために調えた雛飾りを展示。
とっても品のある京雛でした。
調度品は池之端の七澤屋製で、蒔絵と螺鈿装飾にうっとり。
一緒に行った生徒さんらと「カワイイ~!」を連発しながら鑑賞しました。

そして、「雛祭りのお菓子」講演会も聴講しました。

講演会は満席で、美術館でもめずらしいそう。
お雛様って惹き付ける要素が大きいのでしょうか?それともお菓子につられて?

和菓子というと、季節感を感じる色とかたち、自然素材であることなどが思い浮かびます。
しかし、節供という言葉にあるように、
「お供え物」としてみると、また別の世界観があります。

たとえば、お雛様といえば『菱餅』がありますが、
陰陽道の観点でみると、菱形は大地を象り、女性(陰)を意味する。
端午の節供のちまきは、丸で天を象り、男子(陽)を意味する。

菱餅は、江戸時代には「青(緑)」と白の組み合わせで、
ピンクが加わるのはもっとあとのこと。

お正月の花びら餅は、子孫繁栄を願いますが、
どうりで丸に菱があわさっているわけですね。
(今は菱を省いているものが多いけれど)
お正月の鏡餅の上に菱餅を置く地域もあるそうです。

また、地域によって、特徴があり、関西の方が関東より色が鮮やかな傾向があるよう。
お菓子の世界も深いですね~。

これからは、ただ「きれいね」と言って食べるだけでなく、
意味もよく知っていきたいです。

伝統的な風習が薄れていく中、
本来の意味にたちかえって、節目を過ごして行きたいものです。

卒展のコラボショーへ

2012-02-25 22:13:16 | ファッション

2月25日(土)、26日(日)、
私がカラーの講師をしているVANTANデザイン研究所と、
レコールバンタン、バンタンゲームアカデミーの3校合同の卒業修了制作展が、
恵比寿のガーデンホールにて開かれています。

本日は、五感で楽しむ「コラボファッションショー」を観に行きました。
アニメーションとファッションを融合させた、
新感覚のファッションショーです。
会場は立ち見も出る大盛況!


私はヘアメイク学部の講師なので、
本来ならヘアメイク・ショーを観るべきところ、
明日のヘアメイク・ショーは仕事で行かれないので、
他学部のショーを観覧することにしました。

他学部とはいえ、学生の二年間が凝縮されたステージ。
卒業展に向けて、スクールスタッフともども、
どれだけ大変なスケジュールでやってきているかは、
よく承知しています。

フィナーレで、自分の作品と一緒に歩くデザイナーの卵が
半泣きしているのを見て、こちらもうるうるしちゃいました。

アニメーションやゲーム、
「KAWAII」ファッション文化は日本の若者から発信され、
海を渡っているこのごろ。

「何でもいい。やりたいこと、何でもやってみて!」

ショーを観ながら、そう思いました。

会場には、レコールバンタンの学生によるカフェとスイーツ販売や、
(レアチーズといちごムースをテイクアウトしました。美味しかった!)

インテリア専攻によるショップディスプレイや店舗設計の模型、
ヴィジュアル専攻によるグラフィック作品などもありました。

他学部の様子も伺い知れて、楽しかった。

卒業生の皆さん、
日本で、世界中のどこかで、
活躍してくれるのを楽しみにしています。