イリスの色いろのお話

イリスのエレガンス★コミュニケーション blog
色彩・着物・ファッション・アート

氷の女神は青がお好き?!

2010-02-28 21:51:09 | 色彩
冬期オリンピックの華・フィギアスケートは、
レベルの高い争いでした。

注目のキム・ヨナ選手と浅田真央選手の金メダル争いは、
完璧な演技でキム・ヨナに勝利の女神が微笑みました。
オリンピックにおいて女子フィギアは、
ここ3大会連続<青>の衣装の選手が優勝しているので、
<青>の衣装の選手が優勝する!というジンクスまでありましたが、
これもまた更新されましたね。

<青>に象徴される「水」、そして「冷たい」イメージは、
スケートリンクにぴったりです。
やはり氷の女神は青が好きなのだな~と感じてしまいました。

私はテレビで観戦しましたが、
いつもクールなヨナ選手が、演技し終わった瞬間にガッツポーズをし、
そして、涙を流していたのが印象的でした。

翌日の新聞によると、彼女は
「これまで、他の選手が演技し終わってなぜ泣くのがわからなかった」
そうです。
それを読んで、私は、
まだ19歳のキム・ヨナ選手の生きている世界のレベルの高さを感じました。

完璧な演技が出来て、かつ金メダルをとれなければ、
感極まって泣く、という感情を彼女は体験できなかった。
神様は罪だなぁと、ちょっぴり思いました。













母娘で着物を

2010-02-14 19:30:19 | 着物
冷え込みが一層厳しいこの頃、
私は短大で
「日本の衣文化と着付け講座」
という集中講座が始まりました。

受講生は、カラーコーディネートを選択していた一年生ばかりだったので、
顔見知りばかり。
年頃の女の子ばかりで、にぎやかです。

初回は、着物の部位の名称や、着物や帯の種類などを講義し、
浴衣の着付けを教えました。

かたちになってくると、やはり嬉しいようです。

いつも、おしゃまなMちゃんなどは、
「楽しい!!今日は全然眠くならなかった!」
といいながら、目をキラキラさせて満面の笑み。

誰でも最初は、なかなか紐や帯が結べないものですが、
ひとり、とっても帯をバランス良く結べる学生がいました。

学生同士の会話から、
彼女のお祖母様が、着付けの先生だということがわかりました。

彼女はとくに着付けを習ってはいないとのことでしたが、
やはり、血は争えませんね。

身近な人が着物好きだったり、よくお召しになっていると、
着物に対する感覚が磨かれてくるのでしょう。

私が子供の頃は、
夏は浴衣、お正月はウールのアンサンブルを、母が着せてくれました。

七歳のお祝いの時は、
クリーム地に鳳凰の刺繍が施された着物を私が気に入り、
父が買ってくれました。
それはお店に展示してあった中で一番高価なものでもあったので、
(あくまで田舎の小さなデパートのことなので、老舗呉服屋さんとはレベルが違いますが)
子供心にすごく嬉しかったのをよく覚えています。

髪を結い、ネイルもし、紅をさし、着付けをし、
写真を撮影したあと、
卒業した幼稚園に出向き、先生方にも見ていただきました。

私にとって着物にまつわる記憶は、心地よいものだったから、
自分で着物を着たいと思うことは自然な成行きでした。

実は、母は半幅帯しか結べませんでした。

なので、私が21歳で着付け学校に通い始めてから、
母に「ちゃんと自分で着れた方がいいわよ」と勧め、
母はあとから着付けのお稽古に通うようになりました。

私たち母娘は、よく一緒にお買い物や食事に出かけますが、
着物でもお出かけできるようになり、楽しみが増えました。

「母娘で着物」が、もっと増えるといいなぁ~と思います。


わが子を算数・数学のできる子にする方法

2010-02-10 19:27:46 | Weblog
入試シーズン、受験生のいるご家庭は悲喜こもごもでしょうね。

受験をする、しないにかかわらず、
多くの親御さんに読んでただきたい本があります。

私の友人、JUNこと小出順一さんの新刊が出ます。

「わが子を算数・数学のできる子にする方法」
(PHP新書)


理数系の苦手な私の幼少期に、こんな本があったら・・・

やはり
「わかる」「できる」ことは


「楽しい」

ですものね。

先日「天地明察」を読み、
算学を奉納していたことを知りました。

そんな情熱をもって算数・数学を学べたら、
どんなにすばらしいでしょう!

著者の小出さんは、現在学習塾の経営者であり、
音楽・絵画はプロ級、というマルチタレントな切れ者です。

そんな彼の新刊をぜひお読みくださいね!