イリスの色いろのお話

イリスのエレガンス★コミュニケーション blog
色彩・着物・ファッション・アート

クライエントのスタッフさんに着付けして

2013-01-29 12:29:12 | トピック
先日、クライエントの貸衣装店のスタッフお二人に着付けをしました。

取引先の着付け学校の、
帝国ホテルで行われる新年会に参加するのだそう。

お二人はその着付け学校に通われていますが、
まだレッスン途中なので、自分ではキレイに着られないから、ということです。
それで私の着付けでは、なんだか道場破りみたいじゃないですか~ ~~);

しかしながら、これにはバックグラウンドがありまして、、、
この貸衣装店様は、スタジオを併設されており、
VIPなお客様、ちょっと難しそうなお客様の撮影時には、
必ず私の所属する会社へ発注して下さいます。
それだけ信頼して下さっているのは有り難いですね。

本来ならこちらの社長が着付けに行く所、
あいにく大阪出張中で、私に出番が廻ってきたというわけです。

さて、お一人は新作の振袖を、もうお一人は、自前の訪問着でした。
振袖さんのヘア&メイクは、
ブライダル業界でベテランの先生で、
とっても早くて奇麗な仕上げ。

このような方とご一緒させて頂けると、
いろんな意味で勉強になります!

さて、新作発表会?はいかがだったでしょうね。





「着付師という仕事」出版記念パーティより

2013-01-24 18:39:24 | 着物

22日、私が着付師として所属している
アントワープブライダルの代表取締役・杉山幸恵氏の出版記念パーティが行われました。

「着付師という仕事」には、
業界25年、ただの着付けやさんではない社長のお言葉がつまっています。
この中で私がもっともお気に入りなのは、実は
「あとがき」です!
いつも即断即決で、
私もストレートに意見交換をさせていただいていおりますが、
ここに至るまでの軌跡、人生の転機などが伺い知れる、感動的なお話です。

さて、パーティ前にはお客様数名と、
本の表紙モデルのヘアアクセとブーケを創った愛さん(写真)
のお仕度をさせていただき、
自らも着物に着替えてパーティに臨みました♪

杉山氏のこれまでの集大成がつまった本の出版だけあり、
クライエント企業様はじめ、
大勢のVIPな関係者にお集まりいただき盛会でした。

なだ万のお料理も美味しく、
また、杉山氏を含め、
滅多に見ない着付師仲間の着物姿も、楽しむことができました。

パーティ会場は夜景の臨める大人なムード。
そして着付師の紹介もあるということで、
きりっとしたイメージの着物にしました。
たまたま火曜で行きつけの美容院は休みでもあり、
ヘアアップも自分で夜会巻きをしました!

初下しの着物は、三つ紋入り黒留袖で、
珍しいエメラルドグリーンの比翼と、
見えない下重ねにもすそ模様があるところなど、
気に入って誂えたものの、なかなか着る機会がなかったものです。

朝から自分の仕度とお客様のお仕度で、結構めまぐるしかったですが、
刺激的な楽しい夜でした。

私自身も着付師のはしくれとして、
「着せてよし、着てもよし、教えてもよし」
と欲張っていきたいです!













 

ヘアアップ、練習中

2013-01-17 20:03:32 | トピック
いきがかりで?ヘアアップを練習中~。

ほんとは自分のヘアができればいいくらいに思っていたのだけど、
なんだか深みにはめられた感じ・・・。

今日のお題は
「フロントリーゼント、夜会ベース」

他人のヘアをつくるのも結構楽しいねって、
人間で行うの、まだ2回目なんですけど。^^);

今日のヘアモデルは、さえちゃん。
ちっちゃくて、はきはきした可愛い子でした!
「このまま帰っていいですか~?」って
気に入ってくれました。


まだまだ未熟なので、
当面は、個人で着付けをオーダーいただいた場合、
簡単なヘアアップをサービスさせていただこうと思っております!

雪の成人式、ちょっと言わせて

2013-01-16 22:29:55 | 着物

15日の新聞の一面や、テレビニュースなどで、
雪の吹雪く中を歩く、新成人の振袖姿が映し出されました。

その後、着物好きな友人、知人から言われたことは、
「なぜ皆さん、雨コートや羽織を着ないのかしら?」
「振袖着て、ビニール傘はひどいわよね」

私もそう思って見ていました。
そしてすぐ、
「ああ、お母様も(雨コートなどを)お持ちでないのだな」
と思い当たりました。

振袖は、購入するとなれば一式で100万円単位はざらです。
レンタルであっても、何十万円かはかかっているはず。
それなのに、その着物や帯を大事にする、
ということに気がいかないのはなぜでしょうか?

私は裾が地面についてる振袖姿を見たとき、
冗談抜きで、泣きそうになりました。

吹雪にさらされている帯、たもと、、、。

知り合いの呉服屋さんによれば、
二日前には草履カバーが完売したそうです。
残念ながら、私は当日草履カバーを履いた方を見ていませんが ^^);

今や親の世代は、着物を着ない人ばかりになり、
着物や着付けはさっぱり未知のご様子。
どの小物を持ってくればよいのかも分からないお客様ばかりです。
着付けのリクエストもいただけないのは、
仕事は楽かもしれませんが、達成感は薄いのです。
技術の向上にも影響しますね。

お母様が着物を大事にされていれば、自然にお嬢様もそうなりますよね。

天気予報で雨か雪と分かった時点で、準備をされていただきたかった。
せめて、大判のショールを巻くとかしていただきたかった、
と思った人は少数派でしょうか?


いまとなっては、シミ抜き王子?に頑張っていただくしか有りませんが。

それにしても、こんな小言を言うようになって、
私も年とった証拠でしょうか~?





ホワイト成人式2013

2013-01-15 21:25:33 | トピック
昨日の成人の日は、思わぬ大雪で
<ホワイト成人式>
となりました。

私はヘアサロン3店舗合同の会場で、
33名の新成人さまの着付けの現場責任者として、
前日から現地入りし、早朝5時からお仕事しました。
ベテランの助っ人も来てくれましたので、
仕事はさくさくと無事終了!!

さて、仕事帰りはすっかり雪景色。

途中で電車ストップしながら、
やっと帰り着いた最寄り駅前のタクシー乗り場に、
振袖姿の方が二人並んでいらっしゃいました。
ふと見ると、お一人の朱赤の総絞りの着物の裾が、
地面に着いているのを発見!
思わず着付け道具のヘラを取り出し、
「お嬢様、裾が濡れてしまっているので短くしましょう。」
と言って調整し、気休めながら、裾をハンカチで押さえました。
ふき綿入りの良いお着物でした。

訊くと、お友達のお母様の着物だとか。
よくぞお貸し下さいましたものです。

絞りは濡れると伸びてしまうことがあるので、ちょっと心配です。
タクシーに乗るときも傘をかかげて差し上げました。
どこまでも仕事モード、というか大人として当たり前ね。
こういうこと、スマートにやってくれる男性が、
日本にはいませんね~~~

そんな感じで、着付けの仕上がりよりも、
濡れる着物の方がよほど心配でした。

ご本人達は、雪などにめげず楽しんでくれたでしょうか。

何より、ご両親様に、「おめでとうございます」
と申し上げたいです。

「願いを祈りに」

2013-01-06 18:20:51 | 本・書評

新年早々、良書に出会いました。

「願いを祈りに」

願いを祈りに

7人の著者が、
それぞれの立場から「祈り」について書いていらっしゃいます。
どの方も祈りの中で生き、祈りを伝えることを実践されています。

その中で、私がもっとも胸打たれたのは、

東京大学名誉教授 中澤英雄氏の
「広島からの祈り」の中の一節。

平和運動の会議で、
被爆した母が、
やはり被爆して亡くなった幼い息子さんの最後の言葉を伝えるために発言した。

その言葉に一同が押し黙り、ただただ平和を祈ることとなる。

私は、その信じられないくらいに愛にあふれた言葉を読んだ瞬間、
胸をつかれ、涙が出ました。

自分の愚かさ、狭さをいやというほど知らされました。

そして、ヒロシマを通しての平和活動の問題点、
平和運動=反戦であるがゆえの限界を指摘されてもいます。
人間は、嫌なものは忘れたいもの。
犠牲者の姿を二度とみたいとは思わない。

世界からみても、日本が平和を訴えることがもっとも納得がいくし、
そう期待されています。
被害者としての反戦運動から、
平和への祈りの国へとなっていかなくてはなりません。

さまざまな視点から「祈り」を語られ、
全編通して、エゴを解き放つことの重要さを痛感しました。

そうはいっても、説教くさいことはなく、
読後は清々しい気分です。

ぜひ、多くの方に手にとってお読みいただきたいと思いました。


新年の嬉しいスタート!

2013-01-04 17:54:58 | 色彩
新年の嬉しいスタート!


正月三が日を明けて、
今日は中学時代の同級生、
ゆりさんとランチミーティングでした。
(写真は、レストランから見えた富士山。頂上が黒く映っています)

彼女はオペラ歌手であり、心理カウンセラー。

昨年、思わぬご縁で舞台を拝見する機会を得て、
中学卒業以来の再会をしました。

今年は、彼女の企画で、
音楽とさまざまなジャンルとのコラボレーションをする予定だそうです。
そのひとつに、
「色」とのコラボレーションをしたい、
というオファーをいただきました。

元気の出る色、似合う色、
知っているようで知らない色の活用法などのトークと、
個々の色のイメージにあった音楽を提供するという、
なんとも魅力的なコンサートになりそうです。

同級生といいましても、
お互いに歩んできた道はまるで異なります。
それでも、年月を経て、経験してきたことを分かち合え、
リスペクトし合えることは、
なんと素晴らしいことでしょう!

”お越し下さったお客様が、皆、元気になる”

7月23日のミッションに向かって、
私も今から内容を練り上げていきます。

今年は、元旦から着付けのお問い合わせをいただくなど、
幸先よいスタートを切っています。

しばらく停滞していたものが、やっと動きだした感じ。
その波は、今はまださざ波ですが、深く遠いところで、
確実に働きかけてくれているように思えます。


芋栗ようかん~馬毛裏ごし器を使って

2013-01-03 16:26:04 | グルメ
お正月三が日、いかがお過ごしでしょうか。

年末に、購入した馬毛の裏漉し器の紹介をしましたが、
それを使った料理を載せておりませんでした~^^);

こちらです。

「芋栗ようかん」(写真)

寒天を使っていますので、
きんとんよりさらっと、ローカロリーで食べやすい甘さです。

家族にもなかなか好評でした

金箔も入れると、もっと豪華ですね!


それにしても、馬毛の裏漉しは、
とっても弾力があって手応えがいいですね~

それにきめの細やかさ。

赤ちゃんの離乳食にもうってつけなんですって!
我が家に子どもも孫もいないのが、残念・・・~~);

初詣の願いを祈りに~2013年おめでとうございます

2013-01-02 13:40:32 | トピック
新年明けましておめでとうございます

2013年が皆様にとって佳き年となりますよう
心よりお祈り申し上げます


新年いかがお過ごしでしょうか?

日本のお正月はやはりいいな、と思います。
私は大晦日は友人の美女を家に招き、
一緒に紅白とジャニーズを見ながらの年越しでした。

元旦は地元の神社へ、昼すぎに初詣に参りましたら、
長蛇の列!~~~~
とても並ぶ気になれず、、、
小さなお社に手を合わせて退散しました。

この神社、昔はこんなに人がいた覚えがありません。
私が子どもの頃からは、比べものにならないくらい人口が増えたこと、
そして、不景気を反映しているのでしょうか。
年々お参りする人が増えているようです。

さて、この時期にご紹介したいことがあります。

「初詣の願いを祈りに」

神社にご祈願にいくとき、その願いはエゴからのものではないか?
たとえ自分の願い事であっても、
「神の乗れる意」=祈り
にしましょう、という呼びかけです。

多くは宗教に頓着のない日本人ですが、
お正月の三が日に神社に参拝に行かれる人は9万人以上だそうですね。

その人々が、もし、心底、純粋な心で祈りを捧げたら・・・
そのエネルギーが地球を包み、宇宙へと共振したら・・・
想像するだけで身震いしますね。

こんなことを言いますと、「理想主義」
と言われてしまうのですが、
本気でそう願う人たちがいるのも事実。

原発問題、政治不信、不景気、いじめ、、、
さまざまな問題の根底にあるのは
人の心のありかた、無関心、想像力の欠如からといえましょう。

「素直」とは、無になって天につながること。
と教えてくれた人がいます。

お正月、せっかく神社に行くのなら、
「無」になって天とつながることを意識されたらいかがでしょうか?

以下、メルマガ「COSMIC DIARY」より抜粋

*********************
初詣


心の底から湧き出る「思い」を、

「祈り」に



表明は、顕われです。
宇宙の摂理にあった目的をもって、
「はじめに言葉ありき」、という意味で、
この地球でのヴィジョンをしっかりもって、

思いを、祈りとして表明すれば、それは顕現します。





それが、「創造」、プロデュースです。


何を祈りますか?
つまり、あなたは、何を生み出しますか?
今、ここから





ぜひ、協力して、願いを、祈りに。

そして、宇宙にまで影響を及ぼすような、祈りを日本から生み出していきたいと思います。         

 環境意識コミュニケーション研究所 代表   柳瀬 宏秀




柳瀬宏秀  講演「2013年 初詣の 願いを 祈りに」映像
http://youtu.be/xUh2hBOzuJA
http://inori-no-kuni.com/2013/2012