イリスの色いろのお話

イリスのエレガンス★コミュニケーション blog
色彩・着物・ファッション・アート

色彩検定合格者を交えて浴衣でお食事会

2009-08-30 11:45:09 | Weblog
先日、カルチャーセンターの受講生の方々と、
恒例の暑気払いをしました。

場所は友人のフレンチレストランでしたが、
夏の終わりを名残惜しく、浴衣で集まることにしました。

浴衣で勢揃いすると、それはそれは楽しくて、縁日の延長みたい!

さて、受講生の中には、このたびの色彩検定2級に合格された方々もいます。
カルチャーセンターは、とくに検定取得を目的とはしていないのですが、
継続して通ってくださる受講生には、
色彩検定を受験されてはどうかと、すすめてみます。

最初は「え~、私なんか受かるのかしら?」
なんておっしゃいましたが、
何人かが一緒に受験することになり、
別途、対策講座を設けて指導しました。

色彩の勉強の目的は、検定取得だけではないけれど、
教えた方々が合格の報告をして下さると、私もとっても嬉しいです。

色彩を通じて集まった方々と、一緒にお食事しながら歓談できる時間は、
とっても大切な時間です。





渡邉美樹さん読者交流会にて

2009-08-27 23:06:44 | 本・書評
渡邉美樹さんの
   『勝つまで戦う』
 読者交流会へ行ってきました。

交流会というよりは、講演でした。

渡邉会長のオーラに少しでもふれたいと思って出かけたのですが、
行ってよかった~!!

ますますファンになりました^^)/


司会は岡崎ななさん(クリス岡崎の奥様)、
挨拶は浅見帆帆子さん、
というゴージャスな顔ぶれ。

まず、NPOスクールエイドジャパン(SAJ)による、
カンボジアやネパールに学校を建てる様子のDVDが流れます。
子ども達と触れ合う渡邉会長の素敵な笑顔を見ていると、
本当にこの方は人の幸せを喜んでいるのだとわかります。
胸が熱くなりました。


本の題名は『勝つまで戦う』だけれど、
これは出版社の思惑だそうで、ご本人はあまり気に入ってないそうです。
どうりで、違和感を感じました。
マーケティング的にはどうなんでしょう?

本からもたくさんのメッセージを受け取りましたが、
今夜のお話から、また気づきをいただきました。

ショックだったのは、カンボジアの孤児のこと。

孤児院に連れてきても初めの1週間は、
「売られるんじゃないか」と警戒し、無表情のまま。
10日くらいしてやっと、どうやら売られないことが分かって、
その後、段々笑顔を見せるという。

また、何か欲しいもはないか?と子供達に訊いても、
たいてい「ない」と答える。
一人の子が4日後にやっと、
「自分も日本とカンボジアの架け橋になりたいから、
日本語の勉強のために辞書を貸してほしい」と、
それも、まるでぜいたくを言うかのように、
申し訳なさそうに言ってきた、というエピソード。


また、<存在対効果>という言葉をはじめて聴きました。
自分が何のために存在しているのか?

「人の幸せが自分の幸せ」

「経営とは不可能を可能にすること」

「まず、自分から。人がやっているからといって、やりたくないことはしない」

「常にどうしたら人を幸せにできるのか、そればかりを考えている」

「目標に向かって動いていると、出会いが必ずあり、チャンスが生まれる」


講演後、名刺交換の長い列に並びました。
時間ギリギリで順番になり、
めでたく名刺交換させていただきました。

渡邉会長は一人ひとり、しっかり目を見つめて、握手をしてくださり、
私も柄にも無く舞い上がっちゃいました^^);

講演を聴いた人たちは、皆、それぞれ、
人を幸せにする種を持ち帰ったことでしょう。


京野菜フレンチと、マナー

2009-08-25 22:19:09 | グルメ
そろそろ夏も終わりかな、と名残惜しいこの頃、
私がお世話になっている研修会社の社長の呼びかけで、
グランドプリンスホテル高輪「ル・トリアノン」でのランチ会に参加しました。

ゲストに、「ホスピタリティの原点」の著者・青木孝誠氏をお迎えし、
洋食のマナーについてのお話を伺いながらの会食でした。

青木氏は80歳になりますが、
一流ホテルの人事部長や大学での教鞭の経験を生かし、
今でもボランティアベースで、
ホスピタリティ・サービス教育に関わっていらっしゃいます。
温厚な笑顔で素敵な紳士でした。

「まず、楽しく食事をすることが第一ですよ。」

とことわりつつ、洋食と和食の違いや、
マナー本には書かれていないけれども大切なこと、
また、中国料理にまでお話は及びました。

お料理はというと、シェフのご説明どおり、
さっぱりした味で、私好みでした。
京野菜の濃い色は、それだけヴィタミンが豊富なしるし。
とくに女性には嬉しいですよね。

ウエルカムプレートには、生の薔薇が挟み込まれ、
銘々、図柄が異なりました。
にくい演出です。

シャンパンと共に、鱧と京野菜のアミューズ、
ブィシソワーズ、
鱸のポワレ、
牛フィレのステーキまで、ぺろりと平らげました。

意外で美味しかったのが、デザート!

緑色のソースは抹茶と水菜をミックスさせたもので、
さらに軽~い仕上がり。
ジャージー牛乳のアイスクリームもさらっとしていて、
日本的な夏のデザートだな、と思いました。

会話も盛り上がり、素敵な時間を過ごせました。













ルネラリック展~国立新美術館

2009-08-06 18:49:48 | 観劇・アート
国立新美術館の「ルネ・ラリック展」へ足を運びました。

昨年の夏、箱根のラリック美術館へ立ち寄りましたが、
数日前、そのことをなんとなく思い出し、
部屋の出窓のフォトフレームを、
その時買ったハガキ「ユリの女」に変えたばかり。


ラリックの作品の中には、
朽ちたもの・・・
枯れた花、しおれた茎さえもモチーフとしてしてしまうものがあり、
それを見ていると、
本当に自然~有機的な秩序を愛していた方なのだな、と思います。

ラリックの色使いは、
後期になると単色のグラデーションが多くなります。

より、シンプルに素材と色のもつ可能性を追求されたようです。
ガラスの透明感と奥行き感が美しい。

個人的にはアールヌーボー調の櫛、簪、ブローチが繊細で大好き。

ワクワクしながら見て廻り、
蒸し暑い夏、ひんやり、優雅なひとときを楽しみました。