イリスの色いろのお話

イリスのエレガンス★コミュニケーション blog
色彩・着物・ファッション・アート

フォルクスワーゲン スケートリンクin 六本木

2010-01-27 21:11:50 | Weblog
おだやかな昼下がり、六本木ミッドタウンにランチに行きましたら、
屋外スケートリンク発見!

フォルクスワーゲンが運営しているのですね。

白と青を基調に設営されていて、
なかなかおしゃれな雰囲気です。
まるでNYみたい。

外国人のお子様も多く、皆さんとても楽しそう。

スケートなんて小学生以来やってないかも。
「私も滑りたい」
と密かに思いましたが、
もともと得意ではないし、スカートだったし、断念

ちょっと、遊び心をくすぐられました。
子供がいたら、だしにして自分も遊べるのにな~なんて。

2月28日までのようなので、友達誘って行こうかな

映画「おとうと」

2010-01-14 18:44:13 | 観劇・アート
映画「おとうと」の試写会へ行きました。

しっかり者で優しい姉を吉永小百合さん、
世間的にはダメな奴だけど、
憎めない弟を笑福亭鶴瓶師匠が演じました。

ひと言でいうと、山田洋次監督らしい、
笑いと哀しみの入り交じった、人情作品。
観る人それぞれが、出演者の誰かに、共感できると思います。

吉永小百合扮する吟子だけをとっても、
妻(未亡人)、妹であり姉、母、嫁、
そして薬剤師として地域の人たちとの付き合い、、、
いろんな立場があります。

どうしようもない弟のために、借金を肩代わりしたり、
消息を探して、最期を看取ってあげる姉の姿。

なにゆえ、彼女をそうさせたのか、
亡くなった彼女の夫のひと言が、深い。

私は、吟子のお姑さん役の加藤治子が、
ちょっとボケながらも、
かわいらしいおばあちゃんだと思いながら観ていて、
最後に彼女が吟子に言ったことばに、うるうるしました。

やっぱり人は、弱いものへの共感とか、
赦す、ということを忘れてはいけない、
と、ほろっとさせられました。





着付師の成人の日~2010

2010-01-11 22:33:30 | 色彩
成人の日。

今年の私の着付け担当は、前年と同じヘアサロンで、
14名のお客様ということでした。

私とアシスタントの二人だけで、時間内に全部出来上がるのか?
いや、やるっきゃない!!

と意気込んで行ってみたら・・・

なぜか、他にも着付師がスタンバイしていて、
(聞いてないですけど???)
お客様を順番に振り分けて着付けするので、
途中30分近くも手ぶらになるシーンがしばしば。
結局5名のお嬢様を着付けました。

う~ん、、、
以前、50~60名のお嬢様の着付けの責任者までやった私としては、拍子抜け。

忙しかった他の着付師さん、ごめんなさい、になりました。


ところで、私の担当させていただいたお嬢様の中に、
日本舞踊を習っているとう方がいらっしゃいました。

叔母さまから譲り受けたという、
茄子紺地に熨斗目や手鞠が描かれた振袖。
長襦袢はモスグリーンで、伊達衿は梅鼠色。

<なんと渋くて素敵なコーディネート>
と思ったら、
辻村ジュサブローのものでした。

どれもこれも、似たようなレンタル品の多い中で、
異彩を放っていましたね!

ご本人は中学生の時に着付けを習い、
その時の先生の本業が日本舞踊だったとか。

いつもは古典的な帯結びが好きだそうですが、
今日は私にお任せしていただき、アレンジものにいたしました。
きりっと、華やかに、したつもり。

こんなお嬢様がもっと増えるといいな~と、思いました。

最近は安価なレンタル物が出回っており、着物も帯もはペラペラに薄い、、、
模様はプリント。洋服感覚で選べばいいのでしょうが、
着付けしてて寂しいです。

おまけに、「ゆるふわ」なヘア。
前髪もサイドも顔にかかって、
後ろ髪ももしゃもしゃで、なんだかよくわかりません。

ヘアメイク技術のなさなのか、流行とはいえ、品を感じないですね~。

そんな風に思う私は、やっぱりオバサン、なんでしょうねぇ。。。。