イリスの色いろのお話

イリスのエレガンス★コミュニケーション blog
色彩・着物・ファッション・アート

美味しい秋、トパーズ色のネイル

2005-10-27 11:03:34 | Weblog
秋も深まり、急に肌寒くなってきました。そのせいか、ネイルもあったか色がほしくなります。
今回は、上品なベージュから、ゴールドまでのグラデーションにしてみました。
着付けの仕事で、爪先は欠けやすくなるため、長さは出せません。そのため、トパーズのストーンは、親指に散らしてみました。ゴールドラメの上に、流れるようにストーンを置いてもらうと、三日月の形に。
「親指は、自分からよく見えるので、楽しいですよ。」とネイリストさん。
手はお化粧しないため、地肌との色合わせの相性がもろに感じられます。自分の肌に似合うカラーを選ばないと、おばあさんの手になってしまいます。今回使ったベージュも、私には似合いますが、ネイリストさんは、「私には使えないんです。ひどい手になってしまって」とのこと。
このように、肌色とネイルカラーの相性からの観点の本はまだ出ていないので、肌色とネイルカラーをテーマに本を作れそう、と思いつきました。
 

マドンナ政治家のカラーコーディネート

2005-10-21 11:54:49 | Weblog
衆院選の熱も冷めかけたころ、神奈川県の参議院補欠選挙という、地味な話題を盛り上げているのが3人の候補者。
今朝、フジTVで彼女達の勝負服の色に焦点があてられていました。
川口順子さんは、「赤」。やる気、行動力、リーダーシップ・・・さすが、元外務大臣。自信がなければ着れませんよね。ビニ傘まで赤にこだわっていました。畑野君枝さんは、「オレンジ」。庶民の味方?共産党だけあります。オレンジには、親しみと陽気さを感じさせ、社交的な色なのです。明るい笑顔とよく似合っていました。演説がうまくて、好感度高いですね。41歳で一番若い候補の牧山弘恵さんは、「白」プラス民主党の「赤」。実際には黒のジャケットを羽織ったりすると、白のイメージはあまりないかもしれませんが、襟もとにのぞかせるだけでも、清潔感あり、新鮮さをアピールします。
やはり、選挙活動中は、短い期間で多くの人に訴えなければならないのですから、「話せばわかる」みたいなことでは、間に合いません。まず、話を聞いてもらうために服装など、外観があると認識しなければ。
そういえば、衆院選当確の報道で、印象に残ったお二人のこと。
元大蔵官僚・片山さつきさんは、淡いピンクのスーツで、「これからも私に協力してくださいね」という、お願いメッセージが感じられました。実際、かなりお疲れだったのかもしれません。ピンクは、相手にも、自分にも優しい癒しの色ですから。
また、お菓子研究家のカリスママダム・藤野真紀子さんは、いつも黒でシックなのだけど、この時は赤のジャケットで、「わたくし、やりますわよ!」みたいな決意を感じました。
選挙見てても、カラーのことばかりになってしまいます・・・。

YUMINGのお言葉

2005-10-19 18:55:30 | Weblog
今日、TVで、ユーミンのインタビューを観ました。
ユーミンは、その圧倒的な存在感で、好きとかなんとか、ていうレベルでは語れない人。誰でも思い出の曲があるのじゃないかな。私も、「あの頃へ帰りたい」など、好きな曲たくさんあります。「人目がエステ」というだけあって、50歳過ぎた今でも、お顔はツルツルで、スリムなボディ、オーラ満開、かっこいい~!!。
そんなユーミンが、最後に「人生とは?」と聞かれて、ずばり「虹のようなもの」とお答えになりました。
人は虹を見ると、そこへ行きたいと思う。でも、そこへ行ってみると、その下は、ずぶぬれだったりすることもある。それでも追い求めていくのが虹だと。さすが、YUMINGな表現!
以前、たまたまユーミンのラジオ番組を聞いた時のことを思い出しました。
たしか、不倫?の相談に対するコメントで、ユーミンは不倫を否定しなかったので、「おや?」と耳がダンボになりました。
詳しくは覚えていないけど、いい年した男女が出会う時に独身の可能性の方が低い訳だし、それだけで人が人を好きになることを否定できない、、、というような大人のコメントだったと思います。それが決して、自堕落な意味じゃなく、ほんとに自由な、人間的な愛を感じさせるコメントだったのでした。
今日も、人生を虹にたとえたユーミン。
人々に影響を与え続けることのできるパワーの根源に、少しふれたような気がしました。
講師の仕事は、ことばを使い、伝える仕事。ユーミンとまではいかずとも、素敵な言葉を操れる人間になりたいな、と思いました。