現歌舞伎座閉場30日まで残りわずかとなりました。
うっかりチケットを取り忘れてて、調べたらすでに完売。
間際になってネットオークションで競り落とし、
すべりこみセーフでした。
第3部は「実録先代萩」と「助六由縁江戸桜」
実録先代萩は、親子の情、主君への忠誠などがテーマで、
子役が泣かせます。
乳母は実の子よりも主君に仕える身であるから、
生半可では勤まりません。
猩々緋(しょうじょうひ)という赤い色の着物が気の強さを表します。
そして、歌舞伎十八番「助六由縁江戸桜」
市川團十郎さん扮する助六は、江戸一番のいい男。
紫の鉢巻がきっぷのよさ、けんか速さを象徴します。
その恋人・太夫の「揚巻」を玉三郎さんが演じます。
その衣装は、打ち掛けの背中に伊勢えびの縫い取り、
前帯に鯉の滝登りが施されており、
内掛けの下には赤地に総桜文様の着物、、、
高下駄の高さはおよそ21センチ
というゴージャスさ!
ほかの5人の花魁たちがかすんで見えてしまうくらいです。
揚巻は、当時にはめずらしく物言いのはっきりした女性ですし、
助六が田舎侍をからかう場面なども、
江戸時代の庶民にとって、
何とも気分のよい演目であったことでしょうね。
途中、勘三郎さんが通行人役で出てきて
アドリブをきかせて大いに笑わせてくれました。
本当にこのようなひょうきんさ、
おおらかさが魅力の役者さんですね。
最後に客席に向かい、
「歌舞伎座が新しく生まれ変わったら、
またここで夢を見にいらしてください」
とおっしゃって私たちも大きな拍手を送りました。
終演は10時近くでしたが、
皆さん写真をとったり、立ち去りがたい思いの様子でした。
私も、通常でしたら3階席でこの値段は出せないな、
という値でチケットを買いましたが、
歴史ある歌舞伎座の立替前最後の公演で、
大好きな玉三郎さんの揚巻姿を拝めただけでも、幸せ!
今しかない時と思いと場を共有できて本当に良かったです。
二年後の歌舞伎座を楽しみにしています。
うっかりチケットを取り忘れてて、調べたらすでに完売。
間際になってネットオークションで競り落とし、
すべりこみセーフでした。
第3部は「実録先代萩」と「助六由縁江戸桜」
実録先代萩は、親子の情、主君への忠誠などがテーマで、
子役が泣かせます。
乳母は実の子よりも主君に仕える身であるから、
生半可では勤まりません。
猩々緋(しょうじょうひ)という赤い色の着物が気の強さを表します。
そして、歌舞伎十八番「助六由縁江戸桜」
市川團十郎さん扮する助六は、江戸一番のいい男。
紫の鉢巻がきっぷのよさ、けんか速さを象徴します。
その恋人・太夫の「揚巻」を玉三郎さんが演じます。
その衣装は、打ち掛けの背中に伊勢えびの縫い取り、
前帯に鯉の滝登りが施されており、
内掛けの下には赤地に総桜文様の着物、、、
高下駄の高さはおよそ21センチ
というゴージャスさ!
ほかの5人の花魁たちがかすんで見えてしまうくらいです。
揚巻は、当時にはめずらしく物言いのはっきりした女性ですし、
助六が田舎侍をからかう場面なども、
江戸時代の庶民にとって、
何とも気分のよい演目であったことでしょうね。
途中、勘三郎さんが通行人役で出てきて
アドリブをきかせて大いに笑わせてくれました。
本当にこのようなひょうきんさ、
おおらかさが魅力の役者さんですね。
最後に客席に向かい、
「歌舞伎座が新しく生まれ変わったら、
またここで夢を見にいらしてください」
とおっしゃって私たちも大きな拍手を送りました。
終演は10時近くでしたが、
皆さん写真をとったり、立ち去りがたい思いの様子でした。
私も、通常でしたら3階席でこの値段は出せないな、
という値でチケットを買いましたが、
歴史ある歌舞伎座の立替前最後の公演で、
大好きな玉三郎さんの揚巻姿を拝めただけでも、幸せ!
今しかない時と思いと場を共有できて本当に良かったです。
二年後の歌舞伎座を楽しみにしています。