イリスの色いろのお話

イリスのエレガンス★コミュニケーション blog
色彩・着物・ファッション・アート

ない藤の履物

2009-04-29 11:23:57 | 着物
約1ヶ月前にオーダーした履物が、京都の「ない藤」から届きました!

色は、まずは何でも合わせられるようにと、
女将さんの勧めで、「白」を選びました。
見本はエナメルだったのですが、
ロウ引きでエンボスのある方が高級感が出るので、そちらを選びました。
側面の黒と、赤い鼻緒が白を引き立て、モダンな印象です。

さらに、私の足は細長くてうすべったいので、長さを少し出してもらいました。

京都の老舗の「ない藤」は、私も随分前から名前だけは知っておりました。
顧客には、女優さんを始め、着物スタイリストの森田空美先生や、
デザイナーの稲葉賀恵さんなど、同姓が憧れる大人の女性がいらっしゃいます。

20代の頃は、いつか「ない藤」のお草履を履いてみたいな~と思ったことがありました。

そんなこともすっかり忘れていたのに、
3年程前に偶然、女将さんと知り合いになり、
急に「ない藤」が身近に感じられるようになりました。

通常私が履いている草履の2倍から3倍の価格なので、
きっと、女将さんと知り合わなかったら、あえて購入することはなかったかもしれません。
これもご縁、と、このたびオーダーさせていただきました。

箱を開けると、まさに私の足の形にぴったりの、細長い草履が。(笑い)
自分のために誂えた一品をもつことは、本当に豊かな気持ちになりますね。
この先何十年もある着物ライフを考えれば、お安いものです!

さて、何を着て、どこへ履いて行こうかなぁ。
楽しみです!






4月大歌舞伎、ちょっと一幕見

2009-04-25 16:51:37 | 観劇・アート
ちょっと時間があいたので、
歌舞伎座へ一幕でも観ようかと立ち寄りました。

ちょうど昼の部「伽羅先代萩」(めいぼくせんだいはぎ)の、
「竹の間・御殿」と「床下」が観られました。

大好きな玉三郎さまをまたも拝めてラッキー!!

場面は、玉さま扮する乳人の実の子が、
若君を守る為に命を落とすことになるというショッキングなストーリー。
子どもが目の前で殺されても、若君の側をはなれず、
顔色ひとつ変えない乳人に、悪人は、
これは若君と乳人の子は「替え玉」だった(つまり死んだのは若君)と思い込む。

江戸時代、伊達家で本当にあったお家騒動だというからびっくりです!
今では考えられないくらい、「お家」が絶対だったのだろうな、、、

玉三郎さまの、耐える姿、泣く姿、、、声のトーンの使い分け、
指先まで神経の行き届いたお芝居は、相変わらず別世界です。

それにしても、二人の子役の子たちが愛らしくて、
可愛い台詞やしぐさに、会場からは思わず何度も拍手や笑いが起きました。

一幕見席は、歌舞伎通の方も多くいらっしゃる。
着物姿の年配の男性が、ふらっと来たよ、
みたいな感じで座っていらっしゃったのもまたいいものです。

花道はほとんど見えないのが難点ですが、
気軽に歌舞伎を楽しめます。








築地市場で朝ご飯!

2009-04-23 20:38:38 | グルメ
早朝、鳥の声がかなり大きく聴こえ、目が覚めました。

そう、今日は築地で朝ご飯をいただくので、早起きすることになってました。

実は私、築地市場へ行くのは初めて。
会社が近くにある友人も、場内へ入るのは初めてで、二人できょろきょろしながら、
運搬車やバイクをよけつつ、お店を物色しました。

長~い列のできている寿司屋さんが2件ありました。
見ると、先日テレビで放映されていたお店でした。

私たちは並ぶのが嫌いなので、そこは素通りし、、、
店構えの、なんとなく良さそうなお店に入りました。
カウンター1列だけの狭いスペースです。

中に入って座ったとたん、
スーツ姿の男性が二人、定食を食べ終えて出て行きました。

「いってらっしゃい!!」

お店の方が、威勢良く声をかけます。
朝から新鮮なご飯をがっつり食べて、送り出してもらうのもいいなぁ。

私はトロ、ウニ、いくらの丼と、
入り口で見た「大海老フライ」が気になって、単品オーダー。

丼は、ご飯もしっかり炊けていて、ネタはどれも二重丸◎!!

予想以上に美味しかったのが、アツアツの揚げたて大海老フライ!!

朝からフライなんて、胃もたれしやすい私には考えられないところですが、
からっと揚がっていて、サックサク!

丼とも全部平らげたら、もう満腹を超えて、、、
スカートのファスナーが上がりきらなくなってしまいました☆ ^^);

食って、やはり原動力ですね。
今度はランチにでも行きたいです!!









橋下知事、単色ではなく多色の国へ

2009-04-21 20:38:10 | Weblog
本日のニュースで、大阪の橋下知事の発言が流れました。

その中で、色にたとえて国政を批判されていた部分にはっとしました。

「今、日本の政治は、いわば鼠(ねずみ)色のようなものだ。
ここ(霞ヶ関)だけで決めごとがされているのはもはや時代遅れ。
もっと、8色でも9色でもあるくらい、いろんな色のある国にしたい。」
要約すると、そのようなことをおっしゃいました。

「鼠色」は、まさに没個性で控えめな脇役の色。
「いぶし銀」なら魅力はありますけども・・・


鼠色が有効な時は、自分をなくしたい時です。
単調な作業をし続けるような時などに効果的なのです。


本題の、高速道路建設の争点とは別に、
橋下知事の色にたとえた発言は、
画一的な政治のシステムを言い得て妙だと思いました。

私も、その街や村が、人それぞれが、お互いの色を認め合い、
個性を発揮できる世の中であってほしいと思います。

新入社員研修を終えて

2009-04-11 17:55:33 | Weblog
先の週末は、桜吹雪がはらはら舞って、気持ちよかったですね~。

私は、新入社員向けのビジネスマナー研修を担当させていただくようになって、
かれこれ10年経ちます。

研修は、一社単位もあれば、
複数の会社をとりまとめて行う合同研修もあります。

指導内容は、所属している研修会社のガイドラインははずせないし、
複数の講師でクラスに分かれて、同時進行の時などは、
それこそ一人だけ違う進行になってはいけません。

毎年、初日は胃が痛むくらい緊張します。

でも、、、今年は、違いました。

自分自身がリラックスしてできたし、受講者がなお、よく見えたし、
なんというか、愛おしい気持ちが強く感じられました。

ある時などは、指名した受講者が、とても面白い回答をして、
皆で大笑いになりました。
(その人は、一生懸命答えた結果なのですが)

大真面目な研修では異例なことです。


やっと私のスタイルが出せたかな??

働く、という意味は、「はたが楽になること」。
と、メンターの方から教えられました。

新人の方々に、最初に働く意義・「はた(が)らくになること」をお話しすると、
緊張していた顔が、ぱっと輝くのがわかります。

先輩に可愛がってもらって、今後の活躍を期待しています!!

世田谷の隠れ家サロンで、カラーセラピーレッスン

2009-04-05 16:41:06 | 色彩
世田谷の隠れ家的サロンにて、少人数限定のカラーセラピーレッスンを行っています。

あなたをもっと輝かせるために、
あなたの個性や美しさを、色を通して再発見してみませんか?

会場は、等々力にあるアントワープブライダル。
ブライダルプロデュース、婚礼衣装、着付け、ヘアメイクの専門会社です。

着付けやヘアメイク、ブライダルに興味のある方はもちろん、一般の方の参加もOK!

4/17(金)14:00~
4/24(金)18:30~

詳細は、アントワープブライダルHP内 Crassyトップページをご覧下さい!

http://antwerp-inc.net/classy/index.html

プレゼント魔

2009-04-04 21:03:30 | Weblog
しばらくお会いしていたなかった知人の男性が定年退職となり、
親しいお仲間と集うことになったからとお誘いがありました。

このグループの方々は、私がカラーリストになったばかりの頃、
デザイン関係者の団体で知り合いましたから、
知り合ってからもう15年くらいたちます。
皆さん、経営者や大学教授など、第一線で活躍されていました。

定年退職を迎えたこの男性は、実は、「プレゼント魔」で有名です。

会う人に、とくに女性には必ず?、ちょっとしたセンスのあるものをプレゼントをされます。
ご本人はステイショナリーや小物が大好きで、
お部屋やデスク周りは、まるで伊東屋さん?みたいだと周りの方はいいます。
デザイン系出身とあって、独特の美学をお持ちのようです。
(ちなみに独身!)


どうやら、プレゼントして、相手が喜ぶ顔が見たいの半分と、
そういう行為をしている自分が好きなのが半分、らしいです。

この、奇特な方のために7名が集まったのですが、
皆のために、やはり、手みやげをご用意されていました。

季節にふさわしく、京都の料亭の出している、塩漬けの桜の花と、、、

エルメスのポストイット!!でした。

にくいですね~。

ポストイットは、もうお店ではなかなか手に入らない人気商品なんですよね。
カバーの色が、私のいただいたのは、いわゆるエルメスオレンジでしたが、
濃いパープルのもあり、こちらも素敵です。

誰かが、
「貼ったポストイット、返してもらわなくちゃね!」
なんて言ってました。

私がオレンジ好きなのを覚えていらして、
「オレンジが当って良かったね!」とにこにこされていました。

私からは、お花のアレンジを差し上げましたが、
お花に希望の色が入荷されていなくて、代替え案で対応したもので、
私としては70点ぎりぎりの感じ。

完璧に相手が上手でした。