雛祭り気分

3月3日は女の子の節句、雛祭り。

本来雛人形は、厄払いの願をかけて、
20歳前の女の子を守るためのものだとか。

そうよね～、いい年して自分の身は自分で守らなきゃね～。

我が家にはガラスケースに入ったコンパクトな雛人形セットがあり、
私が幼い頃より母は、
「お嫁に行き遅れる」と、
早く飾って、すぐ片付けるようにしていましたっけ。
しかし、その甲斐虚しく？未だ独身の私。

今では、お人形たちも痛み激しく、しまい込まれたままです。

とうの昔に女の子ではなくなりましたが、
やはり、控えめに、気分だけでも味わいたい。

そこでまず、玄関に、お雛様の描かれた、
七宝焼の飾り皿を置くようにしました。

そして、壁掛けのかわいいお雛様をみつけたので、寝室に飾ってみました。

背景の縮緬地が桃色で、花びらのような形なのが少女趣味ですが。
お雛様が笑っているような表情で、親しみがわきます。

お内裏様が大きく手を広げてお姫様を守っているようにも見えて、
なんとも微笑ましい。

いつもは鎮静効果の高いようにと、
アイボリーとブルーグリーンの壁紙でクールな感じなのですが、
桃色効果で、ほんの少し女の子のお部屋になったようです。

国立新美術館へ

話題の国立新美術館へ行ってみました。
本日は「日経キャリア」の取材を受けたあと、表参道に移動することになっていたので、
合間にちょっと覗いてみようかな、と思い立ち、営団千代田線乃木坂駅で途中下車。

黒川紀章氏設計の、優雅な曲線が美しい明るい館内には、ぽかぽか陽気の日射しが差し込んで、いかにもゆったりできそうなチェアが並んでいるのが目にとまりました。
ここなら待ち合わせ場所にもいいですね。

困った事は、ロッカーが小さすぎて、私のA3サイズのケースが入らなかったこと。
その場に居合わせたおじさま数名も、キャリーケースが入らず、困惑気味でした。

エスカレーターで昇ると、これも話題のレストラン、「ポール・ボギューズ」前に長蛇の列。
すでに1時というのに、辛抱強い？ご婦人方がたくさんいらっしゃいました。2時になっても結構お待ちでしたね。

ランチメニューは、プリフィクススタイルで1800円か2800円。なんとリーズナブル！
でもこれは開館記念だからよね。朝ご飯抜いて早く来ようかしらん・・・

さて、お目当ての、アートライブラリー。
中庭の竹を見やりながら、
デザインや絵画、建築などの本を手に取ってゆっくり眺める事ができ、
＜大人の書斎＞って感じです。

私は、グラフィック関連の色彩の本、エコデザイン、
そして建築家・伊藤豊男さんについて書かれた本など、
数冊を斜め読みしているうちに時間切れとなりました。

またゆっくり時間をとって、企画展も見に来ましょ！

（写真は、3階から見下ろしたところ）