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お腹の中

2005-09-01 07:42:14 | Weblog
自分のお腹の中って自分の体でしょうか?私は半分外界だと思っています.まあ運河のように入口と出口でコントロールをしているといいましょうか.だから前回書きましたように、人間は畑を持ち運んでいる農夫だと思います.動物は皆、畑を持ち運んでいる生命体、フィールド・キャリアーで、食物を選ぶ過程を持っているものは農夫で、フィールド・キャリング・ファーマーというわけです.

選ぶ過程というのは、自分の畑の状態をどのように維持するかという作業です.お腹の中は畑なのですから、当然いろんな微生物が住んでいます.腸内フローラといわれる大腸菌叢のおかげで消化がうまくいくわけですよね.自分と思っているけれど、自分の体も一つの社会なんだと思います.社会構造ってどのように発達する物なのか、とよく思います.地球上の生物の作る社会はよく似ていると思われませんか?蟻の社会、蜂の社会、それと動物の細胞の社会、よく似ています.地球上の有機体の構造というのは何によってコントロールされているのでしょうか?マクロビオティックはそういった疑問にも段々と答えを明らかにしてくれます。宇宙の探検家のようです.

まあそういうわけで、私は何を食べるかきめています.自分のお腹の中の微生物のことも考えてやらねば、自分という体の良い王様にはなれないという訳です.

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