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進化について

2005-09-07 09:33:35 | マクロビオティック
マクロビオティックの勉強を始めると、実践上の二大原則、身土不二と一物全体ということを習いますよね.そして人体に至る進化も学びますよね.
単細胞から始まって長い進化の道のりの後、魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類、そして霊長類と人類に至ります.この子供の頃学校で習った人類への道程も、時々視線を変えてみるといろんな事が考えられますよ.

例えば爬虫類と鳥類ですが、此処までは卵生ですよね.蛇の中でもマムシは卵胎生です.マムシに胎生への進化の糸口が一つ見つかりますね.爬虫類と鳥類の大きな違いは、二本足と四本足ですよね.爬虫類の中にも四本足と二本足がいますよね.あの恐竜時代を描いた絵を思い出してください.ティラノザウルスとブロントザウルスを思いだして下さい.

こうして見ると爬虫類の時代に二本足と四本足、胎生と卵生の分岐点があるような気がします.それから哺乳類になってからの有袋類と子宮を大きく出来るものの違いの萌芽もこの辺にあるような気がします.カンガルーなどは手が小さくて二本足(三本足?)だし、、、、、.有袋類の赤ん坊は皆小さいのですが、ジャイアントパンダの赤ん坊もあんなに小さいし、、、、、.

とにもかくにも魚類だって安穏に暮らしているのを捨てて好き好んで両生類になったんではないのです.陸上に打ち上げられてそれは苦しみもがいたのです.西原克成先生の「顔の科学」という本がお勧めですよ.人間に至るまでのいろいろな環境の変化と苦労に思いをめぐらすと、自分の細胞の記憶を知ることが出来るし、自分のありがたさが身にしみるというものです.そして何を食べようかということへの考え方にも大きな影響を与えますよ.自分の学説(仮説)を組み立ててみてください.
コメント (2)
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