それでは、昨日紹介した調理師会で出た料理をアップしたいと思います。
先付 紅ズワイ蟹、うるい、木の子、大根砧巻、赤紫蘇酢
旬菜盛合せ 蛍烏賊沖漬け独活、蓮根加須底羅、 野びる山吹
自然薯うに焼 桜一枝
吸い物 鮎並牡丹 なめこ 菱形人参 鉤蕨
お造里 鮪平作り 真鯛重ね 南蛮海老 芽物一式
煮物 煮ギスつみれ煮 筍土佐煮 鹿の子蒟蒻 蕗青煮 桜麩
焼物 鮭酒粕和風グラタン(鮭 ベーコン 人参 木の子 菠薐草)
揚げ物 海老泡雪揚げ 裏白権茸あおさ揚げ 葛素麺 桜塩 ライム
お食事 魚沼そば 長芋短冊 蕨味各種
甘味 酒粕ババロウ
今回の献立は、日本酒の試飲会もかねての献立、
要所、要所に酒粕などの食材も使われていました。
料理ももちろんですが、器も気になりますね。~
使い方で料理の見せ方が変わってきます。
和食のコース料理は、品数が多く出るのも一つの特徴だと私は思っています。
フレンチなどの外国の料理のコースは
前菜が出てスープ、魚料理、肉料理、パン、デザート
と言った形が基本なのでは
和食は、
先付、前菜、お吸い物、造り、蒸し物、煮物、焼き物、揚げ物、食事、水菓子、
もう少し細かく言うと、口直し、強肴などなど
加熱の仕方の違いで、また料理が細かくなります。
最近のフレンチも、和食のコースのように細かく出している料理人さんもいらっしゃいますが。
品数を少なくして、一品に単価を掛けられるのは羨ましいと思うこともあります。
ワンプレートに。彩りよく盛り付ける仕事も面白いし。
加熱方法によって一品、一品、その食感を楽しむのもまた良いです。
でもなんて言ったって、出来立ての料理を、順番に食べて行く楽しみは、コース料理ならではではないでしょうか