川崎重工「BK117-D2」

これは、世界的なベストセラーとなった、川重のBK-117の改良型。「ダクテッド・テイル」型になった、テイルのデザインがいいじゃあないか。機内の居住性も素晴らしく、多様な用途に使える「多目的ヘリ」としている。

「F-15 ２０４０C」

こんな展示もあったな。「ボーイング」では、いくつかの、将来を見据えた「ロード・マップ」的な模型での展示。「C」との表示だが、これは「E」、すなわち「ストライク・イーグル」の将来型ではないかと思う。現在の「ラック」では、確か３発までのはずが、これは４発搭載。それに、機体直下では、前方に２発が、前後に４発となっている。これによって、片側で８発で左右で１６発ものミサイルの搭載が可能になるという。ただし、このスペースを作るには、操縦は「フライ・バイ・ワイヤー」にする必要があると。他にも、ネットワーク機能をアップさせた「AH-64E」というのも。

「２０１６国際航空宇宙展」

友人が面白いというので、事前登録して、一緒に「２０１６国際航空宇宙展」へ行ってきた。入場には、そこそこの料金は必要だが、それを大きく上回るものがある。実に、濃い一日を過ごせた。
画は、ある飛行機のエア・インテイク部分。プラット＆ウィットニー製のF135という、ターボファン・エンジンを積む「F-35A]である。普段は、まずやらない事だが、今回は、並んでコックピットに座ってきた。実機ではなくて、モックアップではあるが、1分の１サイズゆえ、なかなかの迫力だ。どこぞやの国の「スパイ」じゃあないかと思われる、カメラマンが三脚まで持って撮りまくっていた。これだけ見せるのだから、アチコチを分からんように変えてあるはず。「ロッキード・マーティン」も、馬鹿じゃあないよ。