「山」旅の途中

40代後半になって始めた山歩き。自分はどこから来てどこに行くのか。光、空気、花々の記憶を留めたい。

エゾリスの足跡

2007-02-24 18:18:45 | 三角山
【写真:エゾリスの足跡】

三角山に登る。
登山道左手の樹木の脇にエゾリス。
その距離5メートルと近い。
目が合うと、登山路を横切って、
右側斜面を駆け下り、冬木立に姿を消した。
素早い軌跡は点々と雪原に刻まれていた。
周囲を見回すと、あちこちに同じような足跡がある。
遊びまわったエゾリス、雪の絵日記だ。
姿を実際に見たので、これがリスの足跡だとわかるのが楽しい。

きょうは三角山から、
大倉山のノルディック世界スキージャンプを見ようと、やってきた。
リフトは動いているが人は乗っていなく、試合を行っている気配もない。
大倉山に向かうため稜線に出ると風が強く、非常に寒い。
ジャンプも見られないことだし、寒さに負けて下山することに。
 
【写真:大倉山ラージヒル/背景は奥三角山】

登山口に近い「こぶし平」には、
三角山ファンの人たちが作ったイグルーがあった。
以前来た時に、作っている様子を目撃。
大勢のシニアが広場の雪を足で踏みしめていた。
その目的が不思議だったが、やがて訳がわかる。
踏みしめた雪をノコギリで、ブロック状に切り出すのだ。


寒風が吹き荒れるきょう、中に入ってみた。
暖かい。雪のテーブルもある。
目に浮かぶのは、ホットドリンク片手に談笑するシニアの顔と顔。
大人の遊び心も伝わり、さらにぬくもった。



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