「山」旅の途中

40代後半になって始めた山歩き。自分はどこから来てどこに行くのか。光、空気、花々の記憶を留めたい。

定山渓に紅葉もとめて 夕日岳&朝日岳

2012-10-28 11:51:37 | 札幌・小樽周辺の山々

                                色づく夕日岳

 

2012年10月27日 夕日岳&朝日岳の登山記録

 

光に揺れる もみじが見たくて、札幌郊外の定山渓温泉に。

国道を挟んで左側に夕日岳(594m)、右側に朝日岳(598m)が立つ。

定山渓神社にご挨拶して、夕日岳の登山路に入る。

甘酸っぱい匂いが鼻をくすぐると、それはカツラの黄葉が伝える秋のプレゼント。

かさかさと、落ち葉を踏みしめる感触や、いまにも転がりそうなドングリを見つけて喜んだり。

秋の路は、童心に満ち溢れ。

定山渓神社を背にして夕日岳

狛犬

かさかさと、落ち葉 踏む

どんぐり ころころ

もみじが光に揺れる

 

つづら折りの登山路を40分ほどゆくと、ふいに視界が開かれる。

「見晴らし台」と命名されているだけに、温泉街や背後の山々が一望に。

温泉街に鎮座する朝日岳。鋭鋒が天を突く定山渓天狗岳。わずかに初雪をまとった余市岳・・・

ここから山頂までは20分ほど。

木々にさえぎられて展望はなく、回れ右して再び見晴らし台に。

腰をおろしてコーヒータイム。光をあびながら紅葉のまっさかりを愉しむ。

 

見晴らし台

朝日岳と温泉街

定山渓天狗岳

余市岳と定山渓天狗岳

 

夕日岳を下りて、温泉街を歩いて朝日岳に。

空気までオレンジ色に染まるかのような登山路で

おなかいっぱいに、秋を吸い込む。

木々に包まれた山頂から展望は得られずも、一日二山を楽しく振り返る。

 

温泉街

 

斜面に映る僕の横影

朝日岳で迎えてくれた もみじ

 

空気まで染まる 黄葉

スイカズラの仲間かな

 

■登山記録

10時20分:夕日岳登山口

10時55分:見晴らし台(10分 小休止)

11時20分:山頂

12時40分:登山口に戻る

・・・・・・

13時30分:岩戸公園登山口から入山

14時10分:豊林荘コース分岐

14時20分:山頂

14時25分:下山開始

15時00分:登山口に戻る

 

小金湯温泉  松の湯 500円 

■過去の登山記録

   朝日岳:  03年5月18日、03年6月28日、05年5月14日、08年5月6日、12年10月27日

   夕日岳:  04年5月15日、04年10月10日、07年10月28日、12年10月27日

 

十三夜 夕暮れとき 帰路の八剣山


『十五夜』(中秋の名月)に次いで美しいとされる十三夜。拝むと成功や財運に恵まれるという。
2011年の十五夜は9月12日(月)、十三夜は10月9日(日)
2012年の十五夜は9月30日(日)、十三夜は10月27日(土)

27日は月齢11.6で、満月は30日(月齢14.6)のこと。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿