今日、私たちは、「福島原発事故の刑事責任を糾す」ため、<o:p></o:p>
6月に立ち上がった1324人の福島の人々に続き、<o:p></o:p>
福島地方検察庁に告訴を行いました。<o:p></o:p>
北は北海道、南は沖縄まで、全国から13262人が、<o:p></o:p>
力をひとつに合わせ、怒りの声を上げました。<o:p></o:p>
私たちは、原発事故により、故郷を離れなければならなかった者。<o:p></o:p>
私たちは、変わってしまった故郷で、被曝しながら生きる者。<o:p></o:p>
私たちは、隣人の苦しみを我がこととして苦しむ者。<o:p></o:p>
そして私たちは、<o:p></o:p>
経済や企業や国の名のもとに人々の犠牲を強いる<o:p></o:p>
この国で繰り返される悲劇の歴史に、<o:p></o:p>
終止符を打とうとする者たちです。<o:p></o:p>
・この事故はどうして引き起こされたのか。<o:p></o:p>
・そしてなぜ被害を拡大するようなことが行われたのか。<o:p></o:p>
私たちは真相を究明し、今も続く原発事故の被害を食い止めなければなりません。<o:p></o:p>
責任を負うべき人々が責任を負い、過ちを償うことができるよう、<o:p></o:p>
民主主義社会のしくみを活かしていかなければなりません。<o:p></o:p>
私たちは、深い憤りと悲しみの中から、<o:p></o:p>
今回の告訴という行為の中に、未来への希望と、<o:p></o:p>
人と社会への信頼を見出します。<o:p></o:p>
私たちはもう一度、その意味の深さを思い起こします。<o:p></o:p>
・事故により引き裂かれた私たちが、再びつながり、力と尊厳を取り戻すこと。<o:p></o:p>
・この国に生きるひとりひとりが大切にされず誰かの犠牲を強いる社会を変えること。<o:p></o:p>
・これらを実現することで、子どもたちや若い人たち、<o:p></o:p>
未来世代の人たちへの責任を果たすこと。<o:p></o:p>
声を出せない人々や生き物たちと共に在りながら、<o:p></o:p>
決してバラバラにされず、つながりあうことを力とし、<o:p></o:p>
怯むことなくこの事故の責任を問い続けていきます。<o:p></o:p>
2012年11月15日 「福島原発告訴団」第二次告訴 告訴人
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森合町緑地から福島地方検察庁まで バナーを持ってデモ行進。
「検察は、国・東電を起訴して下さーい!」シュプレヒコール
信夫山麓の福島地方検察所。小春日和イチョウが色づいて美しい、、、。
でも測定器では、毎時1マイクロシーベルトを示していたそうです。
地検に入る7人。(左から)浅田北陸事務局、保田弁護士、白崎関東事務局、
海渡弁護士、武藤類子団長、宇野九州沖縄事務局、長谷川静岡事務局。
(事務局はくじ引きで選ばれました。)
告訴告発人 13262人分の委任状が入ったダンボールを
手分けして運び、地検の中に入りました。
約50箇所全国をまわって告訴を呼びかけてきた武藤団長。
万感胸にせまりときどき涙ぐみ、それをこらえながら報告されました。
告訴声明を読み上げる宇野さん。