いいしらせのグッドニュース[パート・Ⅱ]

グッドなテーマを、グッド・テイストでお伝えします。

永六輔さんの話しを聞きました。      /'12.6.30.掲載

2012-06-30 15:36:24 | Weblog





     わたくしの永六輔さんイメージは“おばさんおじさん”と言ったところで、
     あまり良いものではありませんでした。
     セミナーというタイトルの講演会で、100人規模のかなり広めの“大会議室”と
     標示された空間で、それは行なわれました。
     わたくしも関係者のひとりでありましたので、少々仕方なくの気分もありながら、
     お聞きいたしました。すいません。


     永さんは車椅子で、義理の息子さんが押してなにかとお世話をされています。
     78歳だそうで、パーキンソン氏病のリハビリに勤しむ日々なのだそうです。
     が、写真でおわかりのように、話し始めて15分かそこらで立ち上がって話しを
     続けます。
     「立った方が話しやすいんです」とおっしゃって、危なげありません。
     その上、話しがおもしろい。
     口元が自由じゃないけども、声が大きくて通るから中味がほぼわかる。
     パーキンソン氏病のことから始まり、展開する。行ったり来たりもするけど、
     そういうお話しの足元のこともケロリとおっしゃる。
     わざとらしさとか、てらいとか、そうしたものとは縁が既にないんですね。
     話したいことを愉しく話される。


     この会の性格が今ひとつつかめない、会場で顔をみてもつかめない。
     それは話しの内容にも影響してしまう。と。
     だからなのか、もう一度お話しさせて下さい、といって時間の通りに話し終わる。
     気分いい。愉しかった。


     気分のよさが今も残っています。
     “おばさんおじさん”から、おばさんはほぼ無くなっていましたね。
     お話しの中味は申し上げませんでした。