映像は、映し出されたもの。
「永井荷風」と踊り子たちが映っている。
荷風は中央左の眼鏡をかけて、目をつぶっている
おじいさんである。
浅草演芸ホールの会長、松倉久幸さんのお話を
先週土曜日に聴いた。
伴淳三郎、八波むと志。
渥美清。
長門勇、石井均、三波伸介、伊東四朗。
萩本欽一・坂上二郎。
北野武。
彼らの話、裏話といっていいものだと思う。
正直、いまさらの感もなくはなかった、が。
荷風じいさんは、よれよれの背広を着て足繁く楽屋に通って
いらしたそうで、あれだーれといってる間に入り込んでしま
ったそうです。
銀行などを信用せず、カバンにお金をいれていて、
踊り子たちに食事をごちそうしたりしていたそう。
男は相手にしない。
写真の中央右の踊り子がごひいきだったそうだ。
地方出身の貧しい娘を可愛がったという。
踊り子たちとお風呂に入ったとか、有名な話だが、
無害だったから、なんの問題もなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/0c/963214a6c582f57902f693e4290924e2.jpg)
これは、わかりますね。
浅草時代の渥美清だ。
なかなか芽が出ないし、からだをこわしたり、とかなり
辛い時代だったようだ。
踊り子たちは、合うとそれこそ献身的に尽くし、別れると
きれいに身を引いたのだそうだ。
渥美さんも辛い時を支えた女性がいらしたという。
彼は、結婚していたし、そんなに貧しくはなかったらしい。
その後、“寅さん”に至るのだが、
彼は、プライバシーを一再語ることをしない。
悲しいほどの“潔さ”を感じた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/06/31a6dcf22f77733e58e6572868cc6a05.jpg)
このちょっと前のイメージが強いおじさんは、
深見千三郎(ふかみ・せんざぶろう)という。
このおじさんが、
東八郎と、北野武を育てた師匠だという。
ふたりの芸風は、彼のそれだそうだという。
深見千三郎というおじさんは、
若い時の女性問題で手にそのおとしまえが残ったり、
とか、ガンコなキャラクターのせいも強いのであろう。
「ひと様の前に出ない」と浅草を出ることは
ゼッタイにしなかったそうだ。
関東というより、全国区芸人がどっさりいるな。
吉本なんか、目じゃないよ。
この流れがもう、ここからは無理なんだろうか。
新宿、いや他にはないな。
浅草に若手芸人育成のメッカは、
あり得ると思うな。
人材よ、いでよ。
「神奈川県南足柄のお茶に、放射性セシウムが検出されたニュース」、
これは継続する、とお約束したものです。
その第2弾ですが、少々チカラ不足の感はあるかも知れません。
こういった次第です。
5.24./南足柄の茶。葉に降り積もるor根から吸収か。後者の可能性が
くずれる。放射性プルーム・雲のようになって流れ、雨などで地上に。
3月14、23日の量が多い。
わたくしのメモです。
ある時、地上に降った放射性物質がお茶の根から吸収されたのでは
ないか、という仮説がくずれたというのです。
これは、いくつかの葉などからの検証ということのようです。
その明確さはよくわかっていません。すいません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/2d/0f1810b68831581073cf3c9430b0d24e.jpg)
これは何だとおもいますか。
雨で泥が多くなった水の中です。
つづき。300キロほど離れたこの地・南足柄になぜこのようなことが
起ったのかです。
『放射性プルーム』なる新しい言葉が出てきました。
『3月14、23日の量が多かった』、これもかなりふざけていますね。
おそらく、北よりの風、北東の風が吹くと地形のせいで駿河湾見当に
流れると、素人でも思いますが、
なにも見えないから、かなりのことが隠されていると思わざるを得ません。
これは、つづけます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/6a/5e3be31dd9e3b318f8a23469f6e68069.jpg)
この二尾のコイが土煙りを上げたヴィジュアルでした。
体調が今いち回復しません。
寝ているわけではなく、
用があれば出てしまうし、オサケにもつき合ってしまう。
直るわけないよ。
とおっしゃりたいでしょうが、自己回復力を、まだまだ
信じているのです。
がね。
午前の雨が上がって、ちょいと用足しに出かけて、見上げる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/16/6c7d32d56131493ea7147a7aee9bc1d6.jpg)
強い陽射しと、夏雲っぽい光景を感じたのでした。
さらに、目を凝らすと、陽炎の向こうに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/0c/1617516b11dfefb5f79c57ef182eda4d.jpg)
幼いころのわたくしが、見えました。
なんてね。
(中学生かな、ピンがうしろのビルにいってしまった
だけです)
このところの、暑かったり、涼しめだったりのせいで
体調が今いちです。
ほかの原因も考えられなくもないが、こうします。
デスク周りで失礼、ということになりますが、
あの“スピットファイア”のつづきです。
“ゼロ”ではなく、
“レイシキセン”、“レイセン”としました。
ただ、“スピットファイア”の時のように、
当時の映像を使うのは避けます。
わたくしのデスクのひとコマ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/27/8618dd53ecc66853e1106b52e9055d18.jpg)
やっぱり、もう1枚使ってしまった。
このあたりのアングルが彼らしい(?)と思うから。
彼(?)への憧れ、というか執着は、10年前くらいで
峠は越えたように思う。
なにがあったという決め手は思いつかないが、
数々のアメリカ映画のせいが大きいのではないか。
ほかにも、いろいろ…、とあろうが。
『日本軍用機写真総集
佐貫亦男・監修 雑誌「丸」編集部・編』
1995年8月19日発行
発行者 川島 裕
発行 株式会社光人社
これも、当時はワクワクしたものです。
BOSSといってもサントリーさんのではなく、
きらいなフジテレビが放映している刑事ドラマの“BOSS”です。
天海祐希(大澤絵里子)さんがボスで、
色とりどりの刑事キャラが周りを取り巻いている。
カットは、
左、天海ボスの上司・竹野内豊(野立信次郎)さん。
キャラはいい加減で、女性好き。だが、最後は決める(まあ、ね)。
彼は、最近いいですね。
右手前はだれか。
長谷川京子(田所幸子)さん、あの“ハセ・キョウ”です。
すっぴんで、地味この上なし。
このあたりのキャラクター設定は、おざなりだけども、憎めない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/1a/2983724306182e1c3dca7366215c89ef.jpg)
天海ボスのお相手は、
竹野内上司とこのケンドーコバヤシ(岩井善治)くん。
キャラは、体育会系だが、オカマっぽい。
これも常套っぽいが、憎めない。お笑い系タレントには、はまると
なかなかいい味出すヤツいますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/6d/d7b0fd206c7ea92e0fa97d08ff079b73.jpg)
右が、玉山鉄二(片桐琢磨)くん。唯一の“まっとうな役”。
左は、温水洋一(山村啓輔)おじさん。だいたいこんなデカが
いるわけないだろうというキャラですな。
“ぬくみず”というのは芸名なんだろうか。(本名だった)
玉山くんは、女性とまっとうに口がきけないというキャラに
なっている。まあ、憎めないか。
ほかにも面白いキャラクターがどっさりいる。
フィクションになかなか馴染めない今日このごろですが、
この木曜日のフジテレビは、愉しませてもらっている。
ただ、フジテレビがお得意なパーティ方式ではある。
旺盛な、ある時期までのイラストレーションが
満載だった。
久しぶりに顔が見れるかなと
期待していたのだが、
よくわからない。
聞けばいいのに、聞いていないから消息が
定かではない。
サインして、ポスターを撮る。
わたくしも入れてみました。
テレビ・民放局が、映画をあまり放映しなくなったが、1局だけ午後の
“時間つぶし”をしている。
ときたま、“めっけもの”がある。
ジョニー・デップの映画が3本・3日つづいていた。
「スリーピー・ホロウ」、「フロム・ヘル」、「ネバーランド」という豪華版だ。
1999年、2001年、2004年製作。
ちなみに、「パイレーツ・オブ・カリビアン」は2003年。
すでにジャック・スパロウ人気が定着していたのだろうか。映画「ネバーランド」
の中でフック船長の扮装をしてみせる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/03/1ca2a6d52e96ef12138a8bdbfb19c2fe.jpg)
このジョニデは41,2歳か、ツルンとした顔で出てくる。
劇作家ジェームス・マシュー・バリーが、ピーター・パンのモデルとなった少年と
出会い、その物語を完成させるまでを描いた実話を基にしたドラマ、
というもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/4e/aeddf3d79e20cd18ac2fdb580a74279b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/54/08f2f7196a01fdbafec1082d11c74715.jpg)
戯曲『ピーター・パンあるいは大人になりたがらない少年』
(初演1904年(全三幕)。
ジョニー・デップという存在は、ホントに面白い。人の精神性を手の中で
ころがす、とでもいうのか、人を時に見守り、時につき放し、
一枚ではない。
だれかな、と思っていたら、
ダスティ・ホフマン、
ジュリー・クリスティ、のおふたりが出ていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/f1/402fa7d9e9196c0c8e20b76c28078bab.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/21/be9f03944ebeea14108c0ffa60e7365f.jpg)
『ネバーランド』(Finding Neverland)、2004年公開のアメリカ・イギリス製作
の映画。
ジョニー・デップ主演、マーク・フォースター監督。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/f0/919ec4fc5bca54da6f6468cc6a22a0e8.jpg)
ピーター少年とのラストシーン。
2人は消えて、ベンチが残ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/1f/6f641e2991af92c82ab7c911b6b6d622.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/8d/0829f8f1f79cb4a2cd89ac6c95712174.jpg)
このオオカミは“キナコ”さんです。
札幌の円山動物園のシンリンオオカミです。
2008年4月11日、エゾシカ・オオカミ舎がオープンしました。
キナコは広々とした植栽いっぱいの新居が気に入ったよう
です。
7月29日に、群馬サファリパークからオス「ジェイ」(2005年
4月25日生)が来園しました。オオカミらしい凛々しい顔立ちで、
大きな体つきですが、おっとりした人懐っこい性格の持ち主。
同じくおっとりしているキナコと相性がよく、会った日から
仲の良い2頭でした。
2010年5月14日にはオスの「ルーク」が生まれました。
“ルーク”です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/5b/805c619783e1fcabf82a9c3415915a59.jpg)
これは、あるテーマを書こうと調べていて出会いました。
キナコも、ルークもカワイイ。
テーマは、アメリカでオオカミが殖え過ぎて、捕獲許可が
州によっては出たというもの。
州単位で、200頭ほどの狩猟許可が下りたということです。
銃の好きな人たちが多いですから。
アメリカに生存するオオカミは、“ハイイロオオカミ”です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/a5/7c6041a729ba3d667b2af22dd0c2f8f6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/f5/aec3420cb4fff70cab219620d3c71036.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/96/a2963d5f60c4362158bbcf2152bc0ed1.jpg)
オオカミにわたくしは悪いイメージを持たない。
むしろ、ライオン、虎のバタ臭さより、オオカミの醤油臭さが
好きです。
目つきのわるいイヌ、よくいえば“目つきが鋭いイヌ”と
いったイメージですね。
日本では、速くに絶滅してしまったし、“大神”とかとも呼ばれて
いたりと、悪いイメージはない。
“もののけ姫”で、オオカミの位置づけもわかるのではないか。