12月29日、この日に“街歩き”なるものを10回ほど催している。
10年になるのか。
1回目も“浅草”だった。東京スカイツリーが微塵もない時でしたね。
景色のない地下鉄を避けて、秋葉原から浅草橋へ出る。
秋葉原・総武線ホームはそれほど混んでいない。浅草橋から都営地下鉄で
2駅、浅草へ。この地下鉄は、さすがに混んでいた。暮の29日ですもの。
浅草には、人が出ている。
暮で、なんといっても“東京スカイツリー効果”でありますね。
仲見世から、伝法院通りへ。六区通りに変わる五叉路を右へ曲がる。
JRA・馬券売り場、花やしきへ向かう道です。この一画に次のお店が並ぶ。
デジカメしたのが17時40分(帰路)です。
われわれは、15時30分の昼間に入りました。
夏場にはこのビニール囲いはありません。風除け・寒さ除けですね。
パリのカフェの日本下町バージョンというところでしょうか。ほめすぎか。
コートのお姉さんは呼び込み。見渡して10軒以上ありますね。
このお店に入りました。つぎの彼が通っていたお店らしい。
右の女性は仲間ではありません。
なかなか居心地がよろしい。この日は寒波がゆるんでいました。
料理はいまいち。キムチを使ったものはまあまあ。紅いのがそれです。
“孤・グ”(孤独のグルメ)ののりになっていましたね。
デジカメの記録によると2時間近くいたようです。昼酒はたいへんよろしい。
暮れた街を流す。この人力車には外人夫婦が乗っていて、お兄さんが会話して
いました。
なんか、ちょっと前と違う。
29日の浅草寺。
幼児を2人連れた夫婦連れ。そうだ。若い人たち、家族連れ、が多い。
“ヘンなおじさん”を見かけない。なんか街が小ぎれいなんですね。
かなり昔、幼い息子・娘を連れてきた時、“ヘンなおじさん”が多くて
娘が怖いと言っていました。
そうなんです。
やっぱり、“東京スカイツリー効果”なんだなあ。
などと云いながら、神谷バーに最後はなだれ込みます。
混んではいましたが、ここまでくれば、どうと云うことはない。
が、ここでも“ヘンなおじさん”が少ない。“少々ヘンなおじさん”くらいのレベル
でしたね。
浅草は、変身し始めたのでしょうか。
“ヘンなおじさん”たちはどこへ行ったのか。
われわれは、まだ“ヘンなおじさん”になっていないと思うが。
おわり。